自分が住む府中市は大国魂神社の例大祭が5/3、4、5、6と行われます。毎年この頃は府中の人間はゴールデンウィークとかで遊びにでかける人は少ないのではないかと思う。自分も生まれてこの方どこにもでかけたことはない。頼んだこともないし友達も祭りに行くと誰かいるから同じようなものなのだろう。この時期に帰郷して祭りに参加する人はたくさんいる。
この街ではゴールデンウィークではなくお祭りウィークなんです。5/3には祭囃子がにぎやかになり山車が出始め、夜には駒くらべ(旧甲州街道で馬が走る)があり、5/4に各町内の山車が街をめぐり夜に神社前のけやき並木に勢ぞろいします。5/5は夕方から大太鼓、お神輿がでて一番のクライマックスです。もともと別名くらやみ祭りというお祭りなのです。(詳しく知りたい方は大国魂神社例大祭で調べてね)5/6午前中にお宮にお戻りになります。
5/6は何となく気の抜けた街になります。この期間は大国魂神社の境内はすべてが屋台の商売でにぎわいます。俗に言う露店です。浅草などでは仲見世は建物がありますが府中は露店で江戸時代のようです。自分が子どもの頃はこずかいを、ここですべて使った気がします。まさに小商いの原点です。バナナのたたき売り、たこ焼き、お好み焼き、ワタあめ、焼きそば、射撃、わなげ、金魚すくい、お化け屋敷、見世物小屋、サーカスまできました。
今は内容が違いますが、露店がこれだけたくさんでるお祭りもめずらしいかもしれませんね。ひと月前位になると露店の場所割をするために境内に集まるのを見かけます。ああ又今年も始まるなという感じです。食べ物の商いは物を作っているのが見えて、においと音で食欲がそそられるイメージですね。今年は新しい露店の小商いはあるのかな。そんなことを考えて、祭囃子にうかれながら食べ物の小商いについてでも考えて過ごそうと5/1から思っています。