なぜ?闘う名刺!なのか?

「闘う名刺!」は自分の出来ること、やりたいことを言葉化して表明した名刺の事を、そう名付けました。これを創るには自分の経験上、まず自分自身のことを省みることから始めるのが効果的です。なぜなら自分を再考したうえで、自信を持って名刺交換をしてほしいからです。(その為のシートを作りました)

そうすることで自分が考えていることや忘れていた想いを整理することができます。そのなかには出来ること、やりたいこと、やりたいけど出来ないこと、出来るけれどやれば心に負担がかかりすぎることなどが見えてきます。時間の問題も考えることができます。今なのか、半年後なのか、1年後なのか、10年後なのか、定年後なのかというふうに具体的に考えることができます。

そういう自分の心と向き合いながら自問自答しながら出来ることを言葉化してみてください。やってみると中々難しいもんですよ。そして言葉化したものを名刺で表明するのです。ですから極端にいえば名刺交換で配るだけで、あなたはあなたの出来ること、やりたいことをひとつ実践したことになります。

あなたが自問自答して決めたことが名刺交換をしたことで、初対面のキーマンになるかもしれぬ人に渡り、その方の名刺も頂いたということは、あなたの表明した「何かが」動き出したということになります。空想ではなく何かが実践されたのです。これってスゴイことだと思います。

あなたは内面的にも、外面的にも目標に向かって一歩を踏み出したことになります。あなたの持っている可能性と共に闘うことができます。可能性はいくら待っていても踏み出さぬ限りは空想にすぎません。もし失敗しても実践したという事実は心に残りますから、あのときやっていればという後悔は圧倒的に減ることになります。繰り返しでてくる後悔は少ない方がいいに決まっています。

 

 

 

闘う名刺!は言葉の名刺

闘う名刺!とは自分の出来ることを言葉化して、表明した名刺を創ることを、そう名付けました。なぜ闘う名刺!を考えたのかというと、この名刺は、いわば弱者の名刺です。この名刺は自分の想いを言葉で伝えることで、まさに自分の相棒なのです。

ここで言う弱者は大企業、有名企業、有力企業などの大きな資本・組織・人材・技術・仕入販売ルートなどを持つ会社組織に対して個人・零細・小商い・起業・副業・フリーランスなどの人達。又は外交的で積極的に前に出れる人達に対して、内向的で一歩引いてしまう、自分も含めた人達です。

我々が皆と同じ一般的な名刺を配っても、強いものにはかないません。どんなに素敵なデザインの名刺を配ってみても、知名度のない何の会社かわからない人の話を聞いてくれるような善意にあふれた人達はいません。もし、いたとしても取引に至るのは稀なことです。そこであきらめたらつまらない。そう思える人達の名刺です。

なぜ名刺かといえば、いくら世の中がITだ、AIだ、SNSだと言っても人と会わない社会はまともな社会とは思えません。人と会うというチャンスにキチッと自分を伝えることのできるツールが名刺です。初対面の人でも受取ってはくれるし、一瞬で読めて精読してくれるから、とてもありがたいビジネスツールである。それを工夫して使わずに弱者が強者と戦うのは無謀としか思えません。

しかし、今までは強者の土俵の上の常識で勝負するのがあたりまえの習慣となっていたのです。それが少しずつ変わり始めました。たとえば副業を認める企業が増えています。起業を奨励する企業もでてきています。個々人の働き方も、考えかたも変わろうとしています。いわゆる幸せの概念が変わろうとしているのかもしれません。色々な変化が日々なにげなく変わっている様な気がしています。

そんな時代のなかで今までとは違ったアプローチの仕方がでてくるのは当然のことなのに名刺はあまりにもポピュラーなので、単に今までどうりに住所録にロゴ、ISOマークなど刷ったもの作っています。我々のような弱者が変えられる、数少ない武器です。みなさんがそれぞれの闘う名刺!を工夫して創る時代だと思います。

 

 

 

 

 

 

 

新しい時代には『ことばの名刺』を持ちましょう

 新元号が決まり、思っている以上に好感を持っている人が多い気がします。令和の時代は明るく穏やかであると良いのにと思います。商人たちも色々と新元号令和関連の商品やサービスを打ち出しています。久々なのではないでしょうか。

 思い出すのは昭和から平成の時のことです。あれから31年が経ってしまったんですね。あの時は崩御での変更でしたから、世間は喪に服すという風潮が浮世を覆いました。何をするにも自粛が求められました。景気はあがるわけがないのですが、それなりにバブルの最後と言う時期でしたからやっていけたのでしょうか。

 今回は天皇陛下のご意思が反映され新しい時代をみんなで祝える風潮のようです。たいしたものです。やはり歴史に名を刻まれる方は違います。ありがとうございましたと心から思います。そしてお疲れさまでした。

 そんな風潮というか時代に乗らない手はありません。消費税や中国の景気というリスク要因はありますが生き延びなければなりません。今こそ自分の名前で生きていく道を考えましょう。失敗を恐れず一歩まえに出ましょう。失敗をしても大丈夫です。誠実な前向きな失敗なら何とかなるものです。

 あなたがあなたの名前で勝負するにはあなたのことを相手方に知らしめる必要があります。その時『闘う名刺!』が絶対に必要なのです。ことばの名刺が必要なのです。新し時代に何かを発信しましょう。

 名刺もその一つなのです。旧対前の名刺では勝負どころか参加さへ、おぼつきません。会う人、皆に話しているのは『ことばの名刺を持ちなさい』ということなのです。

 

 

 

「この時期こそ闘う名刺!を」

今年も花粉の季節がやってきました。眼はかゆいし、くしゃみは出るし、鼻ばかりかんでいます。どうにかならないものでしょうかね?薬をのむと眠くなるし厄介なことです。それでも桜の時期は何かと良い風情のところもありますから我慢の春です。

 三月というと明日は3/11東日本大震災のおこった月でもあります。もう二度とこんな災害は起こらなければいいのですが日本列島に住む限りそれは無理なようです。日々を大切に暮らすしかできないのが我々のできることなのでしょう。

 天災はいつやってくるかを予想するのは難しいことです。いくら科学技術が進んでも100%はありません。そういう日本列島に住んでいるという覚悟と少々の備えをしておくしかありません。

 日々を大切に過ごすというのは人それぞれの価値観の違いがありますから千差万別ですが、出会いを大切にすることは皆一緒です。ビジネスでいえば色んな人と会うということがチャンスを広げることになるのは誰でも解っていることです。

 幸運の女神は前髪しか掴めないと昔から言います。その出会いを自分のプラスに変えていくツールの一つが名刺なのです。もっと言えば「闘う名刺!」なのです。名刺は初対面の人と紙切れではありますが持ち物を交換しあうという不思議な習慣なのです。

 そこに工夫せずに生きていくのは怠慢なのではないでしょうか。「闘う名刺!」は「ことばの名刺」です。あなたが出来ること、想いを表明する名刺です。いつ出会うか解らないメンターとなる人へ備えておくのがいいに決まっています。

 それを考えるのが三月なのです。来月になると名刺交換の季節です。新入社員はもちろん所属がかわり挨拶に来たり行ったりするのも多くなります。名刺交換という風習を利用しない手はありません。

 名刺は誰でも当たり前のように受取ってくれますし、精読してくれるという特徴があります。今はまだ住所録のような社名を中心とした名刺が主力です。「闘う名刺!」を渡して自分をアピール、差別化するのに絶好のチャンスなのです。一度「闘う名刺!」を考えてみてください。

 

 

「ことばの名刺」を相棒にする

先日、名刺をあなたの相棒にしましょう。という記事を書きましたがその内容は「ことばの名刺」です。それを「闘う名刺!」という名前で広めようと努力しています。「ことば」とは本当に大切で不思議なものです。

 選ぶ「ことば」で違った印象になりますし、それを発する人によっても全く違う受取り方をされます。「ことば」はただ単に自分が好きであるから選んでも効果が無かったりしますし、嫌いなことばでも自分の意図せぬ方向にとられてしまったりします。これを利用するのは、なかなか難しいことなのです。

 でも「ことば」にはパワーがあります。日本でも昔から言霊とか言われています。三月も始めなので本屋に行くと、ことばを題材にした書籍が並んでいます。その中でもベストセラーになった「言葉にできるは」武器になる(梅田悟司著・日本経済出版社)がまだ売れているようです。眼につくところに平積みで並んでいました。自分も数年前に購入しましたので、まだ需要があるというのはやはり多くの人が言葉を気にしてヒントを得ようとしているのだと感じました。

 その中で著者は「言葉が伝える道具であるならば、まず意見を育てる必要がある」と言っていましたがまさに同感です。自分で腑に落ちたことばでなければダメだと思います。誰かのことばでなく自分が感じて考えて腑に落ちた言葉は伝わると思います。また腑に落ちた人の口から発されれば尚更のことです。

 これをあなたの名刺、ことばの名刺に反映することを考えてみて下さい。今までの名刺は名前と所属、連絡先が書かれたものでした。あなたが創る「ことばの名刺」は、あなたの想い、出来ることを表明した名刺です。それもあなた自身が腑に落ちた言葉であなた自身が名刺交換をする際に渡すのですから、今までの名刺と比べるまでもありません。そしてそれが「あなたの相棒」として一緒に人生の荒波を渡って行く「闘う名刺!」になると確信しています。

 

 

 

「名刺をあなたの相棒に!」

名刺をあなたの最高の相棒!ビジネスツールにするためにはどうすれば良いかを話します。第一は、いつでも持ち歩くことです。当たり前のことですが、中々できないものです。あなたが創る「闘う名刺!」は言葉の名刺です。そしてあなたが出来ること、あなたの想いが自分の言葉で創られるものです。

 あなたにとっての人生のキーマン、メンターはいつどこで出会うかわからないのです。人生はあなたの都合では動きませんから、そのいつかを確実に掴む必要があるのです。「チャンスの女神は前髪しか掴めない」といいますが全く同感です。一歩後から追っかけても違う顔の女神になってしまうのです。初対面の時が絶好の機会なのです。

 第二にあなたの出来ること、想いを自分の心の納得のいく言葉で表現(言葉化)します。ここには時間をかけても良いと思います。第三には、この名刺があなたの相棒として働いてくれるのには、あなたが相棒のことを大好きになる必要があります。そうすると相棒を出会った人達に紹介したくなるものなのです。

 この相棒である名刺を相手と交換したら後は多くを語らずともいいのです。それにはあなたの出来ることが、想いが自分の言葉で表現されていますから、それ以上は相手とのご縁の問題です。あまり気にせずたくさんの人に配ることに専念したほうが効果はあがります。

 名刺と言うのは不思議なビジネスツールだと思います。あかの他人と初対面に自分の個人情報の入った小さな紙切れではありますが、相手の持ち物と自分の持ち物とを交換しあうというアナログな習慣を世界中のビジネスマンが当たり前のようにやります。

 AIだSNSだという時代に人は人として、何かを確かめることを感じているのだと思います。それに丁度いいツールが世界中でアナログな名刺なのだと思います。それを気づいて使う、いや相棒とすることはフットワークのいい起業家や自分の想いを何かの形で広めたいという人達には大切なビジネスの武器になると思います。あなたも相棒を創ることを考えてみて下さい。

 

 

 

 

「名刺を作るにもルールがあります」

 名刺を作るにもルールがあります。名刺屋だから言うのですが、これを間違えるとあまり役に立たない名刺が出来てしまいます。逆に考えるとルールを知っていれば誰でも役に立つ名刺が作れます。

 昔ですと名刺は印刷屋さんに相談して作りましたが、今はネットでいくらでも高品質で安く、早く作ることが出来るようになりました。ただこれらの名刺は一般的な大多数がこれでいいやという名刺です。前回も書きましたが積極的にたくさん配れる人達ならこれで充分なのです。

 これらの名刺はどちらかと言えばデザイン重視の名刺です。誰かが考えたテンプレートにあてはめたら出来てしまいます。今までの世の中ならこれで充分足りたのですが、これからの時代はどうでしょうか?働き方改革は個人が自力で生きる道を探して行かねばならないということなのです。決して待っているだけで労働条件が良くなるということではないのはご承知の通りです。

 時代はSNS全盛ですが人々はそれに満足はしません。真逆ともいえる人と人のふれあいを求めるようになるのではないかと考えています。それが色々な場面で出ています。昨日も報道でありましたがスーパーボランティアと呼ばれる方が徒歩で自宅九州へ戻るのをその人と触れ合いたい人達で危なくなるということで断念されたそうです。

 これも何か今の時代に違和感を持つ人の心理なのではないでしょうか。今の世の中が昔とかけ離れて便利で豊かになっているのも事実なのですが、何か得体のしれないものが存在し始めているのを感じるのが人間の持つ本能というか感性というような説明しがたいものなのではないでしょうか。

 そんな時代、ちょっとした表現しにくい違和感が多くなってきた時代にこそ、あなたが作るアナログな「闘う名刺!」が役に立ってきます。名刺交換は初対面の人と人が紙切れですが相手の持ち物を交換しあうというルールなのです。これを内向的な人が使わない手はありません。闘う名刺!はルールを知れば誰でもすぐに創れる「あなたの相棒」になるビジネスツールなのです。

 

 

 

「なぜ闘う名刺なのか?」

 なぜ「闘う名刺!」にこだわっているのかを考えてみました。「闘う名刺!」というのは具体的にいえば「ことばの名刺」です。闘うというのは自分も含めて何かをしようと思う時に行動に移ることが苦手な人に心の覚悟をしておこうということが始まりなのです。

 自分は性格的に内向的なのですが自分で「ひとりビジネス」を初めて26年になります。何とかやってこれたのは周りのおかげと悪運の強さと感謝しています。ちょっと振り返ってみると、たくさん失敗していることがあります。その一つが名刺のことでした。

 名刺屋なのに自分の名刺で後悔しているのは恥ずかしいのですが、同じような性格の内向的な人に自分の失敗を話しておくのも年寄りの役目だと思い「闘う名刺!」という名称をつけてお奨めしています。決して特別なものではなく名刺の使い方の工夫の話なのです。

 「闘う名刺!」は自分の想いを、言葉化して表明した名刺のことなのですが、単なるキャッチフレーズではなく「想い」なのです。内向的な性格でも自分で何かをして行かねばならない時代に突入してしまいました。働き方改革というのは自分で生きていけという改革なのです。今までのように会社に所属していれば何とかやっていけた時代は終わりました。

 それを内向的な性格の方はうすうす感じているはずです。積極的に前に出ることができる人達は不安を感じにくいかもしれません。積極的な人は名刺もドンドン配りますから。内向的な人は躊躇してしまいますので機会ロスが増えてしまいます。そのなかで出会った人とキチット付き合うしかありません。性格はそう簡単に変えることはできません。でも配る名刺を工夫してみると違った展開が生まれてくるのです。

 自分で生き抜く時代は今までのように有名な会社の名前、ロゴで通用しなくなります。自分に何が出来るのか、したいのかを相手に伝える努力が必要になります。そして名刺交換というアナログなツールがSNS全盛のこの時にこそジワリときいてくるのです。

 

 

 

 

「自分の名前で勝負したい人へ」

 先日は名刺が人と人を媒介するツールであり、それが名刺本来の役割ですと書きました。名刺の一般概念は、ちょっと違い会社名と名前・連絡先が書いてある小さな紙だというのが一般的ですとも書きました。あなたの名刺はどちらでしょうか?

 普通の場合は一般的概念の名刺をお持ちだと思います。たぶんほとんどの方がそうなのだと思います。なぜなら極一部の人しか名刺を有効に活用することを本気で考えていなかったからです。自分も25年以上前にサラリーマンだったころも名刺は活用するより配る事だと感じていましたから。

 本当にもったいないことをしたと思っています。営業でしたから、かなり多くの人と名刺交換したわけですから。ちなみにそれでも現在もお付合い頂いているお客様もいますので尚更残念に思うのです。その時工夫すればもっと多くの人とご縁が増えたのにと悔やみます。

 今は働き方改革やAIの進歩などで会社の考え方、労働者の考え方、起業に関する考え方、副業やWワークについての考え方などが昔と随分と変化している過渡期です。つまり組織から個人、自分の名前で勝負する時代に突入したのです。ですから今まで通りの生き方では窮屈なことになります。

 自分の名前で勝負すると言うことは自分が責任を負うということです。それが嫌でも目の前に来ている現実なのではないでしょうか。会社などの組織に所属していても自分の意志で動くことを求められインセンティブ、報酬もそれによるという時代になっています。

 この時代の中で今までの概念の名刺を使い続けることは変化に無対応なのと同じことです。ご自分の名前で勝負せざるおえない時代に何もせずに、だまって会社から支給される名刺だけで自分の身を守ることができるでしょうか?あなたの「闘う名刺!」を持ちましょう。次回はそれについて書きます。

 

 

 

 

「媒介をする名刺」

名刺屋がいうのも変ですが昔と違い今は名刺が安く、早く、高品質なものが誰でも作成できる時代になりました。これは名刺屋にとっては一大事なのですが消費者からすれば選択肢が増えたのですから良いことです。

 名刺屋の小商いも中々大変な時代になりました。資本力のある大手と競争するのは馬鹿げています。大手は量を求めますので、それはお任せします。小商いの名刺屋は違う市場を考えています。それは名刺の有効活用を本気でしたいと思っている人達の名刺です。

 大手は主に企業の大量にでてくる名刺を扱いたいのです。個人の相談にはのりません。たくさんのデザインの選択肢は提供してくれます。個人や起業する人が本当に必要とする名刺とはどんなものでしょうか?

 名刺の概念としてあるのは会社・部署・役職・名前・連絡先が書いてある小さな紙です。それは会社の名前で仕事をする時代の概念なのです。だから有名で上場していて安定しているだろう会社のマネをして作られた名刺がほとんどなのです。デザインもパターン化しています。

 それはこれからの時代には邪魔になるかもしれません。大手の有名、安定企業は個人でなく組織で決定がくだされ社員はそれに従って行動をとります。ダメなものはダメなのです。個人ではどうにもなりません。名刺交換して付き合うのには腰が重いかもしれません。

 起業する人の話は組織としては中々聞いてはくれません。でも個人としてはどうでしょうか?面白い話なら興味は持ってもらえるのです。その媒介をする名刺でなければ意味がありません。それはどうすれば「媒介をする名刺」になるでしょうか?

そこで登場するのが小商いの名刺屋が考えた「闘う名刺!」なのです。次回はそれについて話させて頂きます。