キャッチコピー考

先日の台風、ゲリラ豪雨、カミナリでパソコンに被害がありました。一台がダメになってしまいました。何とか火災保険でカバーできそうなのですが修理やなんやかんやで今週はブログが書けませんでした。

 今回は名刺におけるキャッチコピーについて考えてみたいと思います。一般的なものはどこの会社も名刺に入れています。○○で社会貢献するみたいなのが多いようです。最近ではよく解らない言葉も多く見受けられます。○○ソリューションとか幸せづくりとかもあります。

 よく解らないけどかっこが良いからのせるというのはやめた方が良いと思います。自分の心から発することばや具体的にできることコピーにすることをお奨めしています。「闘う名刺!」は出来ることを表明する名刺ですからキャッチコピーはとても重要な部分になります。

 このまえ江戸時代の仕事に関する本を読んでいると石焼きイモのことが出ていました。九里より(四里)うまい十三里という文句で爆発的に売れたといいます。9413ですからうまいことを言います。江戸の人間はことば遊びが大好きなのです。今もそういうところが日本語のごろ合わせなどにありますね。

 何かうまいことばを考えてキャッチコピーにしたいと思っています。今はネットやSNSで広まる時代ですから、なるほどうまいと思うものを広めたいものです。キャッチコピーは誰でもわかることも大切なのですが、その道に興味のある人しか解らないというのもありだと思っています。

 謎のキャッチコピーが解りあえたら楽しいかもしれないと想像しています。何でもありの時代ですから楽しんで作りたいものですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ローマ字表記

日本人のローマ字表記を巡り、政府は9/6、国の文書では「姓・名」の順番にする方針を決めたとのことです。今までも2000年に国語審議会では国際社会で文化や言語の多様性を意識し、活かしていくべきとして「姓・名」の順が望ましいとしていたのですが、又この話がでるということはそう決めるということなのでしょう。

 一般社会で名刺を作る際は「名・姓」がまだ多いかもしれません。ウチで名刺制作の依頼がある際は2000年の国語審議会のことを話し「姓・名」にさせていただいているのですが6対4で「姓・名」が増へてきたイメージです。やはり日本での呼び名で外国でも呼んで欲しいと考えています。

 昨年でしたか河野外相が安倍総理に「姓・名」で表記して頂くのが望ましいと発言した時に変わっていくだろうと思いましたが、日本人は割と自分の呼び名について気にしていないのではとさへ思うことがあります。郷に入っては郷に従えということもありますが自己主張をしないのはよくありません。

 自分の名前で勝負していこうと考えているなら尚更、日本ではこう呼ばれている名前であることを理解してもらうのも会話のひとつの話題にして行くべきことです。それと併せて自分が何を出来るのか、したいのかを表明していきましょう。自分の名前で勝負するというのは覚悟をするということだと思います。

 組織の中の自分と本当の自分が両方許される時代なのです。今までのように組織でいるには自分をおさえて生きるしかなかった時代は過ぎてしまいました。自分を整理して自分が出来ることを最大限に自分と組織の両方に役立てることがこれからの時代の生き方だと確信しています。

 「闘う名刺!」はご自分で制作していくうちに、自然とそのことが解ってきます。今あなたがやれることからスタートして欲しいと思います。「姓・名」を堂々と名乗り生きてゆきましょう。

 

 

 

 

 

 

名刺の概念を変えよう

名刺について名刺屋として日々格闘しています。名刺というビジネスツールはあまりにも一般化しすぎている為に新しい挑戦をしづらい面があるのでしょうか。会社で一般的につくってくれる名刺を使う人がほとんどです。たまに変わったタイプの名刺を使う人は面白名刺やとてもお金をかけたデザイン名刺があります。

 名刺という概念は55×91ミリの小さな紙に名前・会社・連絡先の印刷されたもので初対面の時に交換する仕事で使う道具というものだと思います。ほとんどの場合がそれです。でもこれで名刺という便利でパワーのあるツールはこれからの時代生き残っていけるのでしょうかと思ってしまうのです。

 名刺は高度成長の昭和の時代、バブル、平成の不況のなかでどんなに変わってきたのでしょうか。印刷方法、デザイン、縦横、書体、カラー化、値段、納期とあげればきりがないほど変化していますが、内容はどうでしょうか。あまり変わっていないのです。

 実は最近、押し入れの整理をした時に40年前ぐらいの名刺整理帳があったので見たのですが前出のデザイン他は変わっていますが、書かれている内容はほとんど変わっていません。郵便番号の桁数や市外局番などは変わりましたし、メールやホームページは存在していませんでしたから記載がありません。

 内容はほとんど変わりません。それで済んだ時代はすでに過ぎてしまった時代なのです。物を作れば売れたし、サービスを提供すれば受け入れてくれる人がたくさんいた良き時代だったのです。時代は変わりました。でも人は人ですから、安心して取引したい時には名刺は必要なのです。

 名刺の概念が変わらなければ時代に受け入れてもらえなくなり、過去のツールとして消え去り、○○○博物館に展示されるタイプライターのようになります。それでは我々名刺屋が怠慢なことになります。名刺の概念をみんなで変えていかねばならないのです。その為の一つとして「闘う名刺!」を考えました。

 

 

 

 

 

 

セラピー効果?

 名刺にたずさわる人はたくさんいます。もちろん印刷関係は当然のことなのですが、名刺に対して色んな方向からアプローチされている人もたくさんいるのです。その中で「二つの名刺を持ちましょう」という本をだされている後藤光正氏の本を読んだことがあります。その中で名刺のセラピー効果ということを書かれていました。

 セラピー効果とは何でしょうか?これは「気づき」ということと「目標の確認」と捉えました。同感でしたので紹介させてもらいました。自分が思う効果はセラピー効果というのではないのですが、確かにそれに近い感情になることは有るかもしれないと思います。

 自分が提唱している「闘う名刺!」は自分の出来ることを、言葉化して表明する名刺を当たり前にしていきましょうということですが、それを制作するには自分が何を出来るか、したいのかを見つめ直す必要があるから今までの自分を整理し直すということになります。

 それがセラピーとなるのかは解りませんが次のステージへとステップアップするには間違いなく役に立ちます。ビジネスもベテランになるうちに自分の今の位置が良く解らなくなることがあるのです。よほどの天賦の才を持っている方以外は、自分の現在地を確認することはとても大切な事なのです。

 名刺というツールは勤め先が作ってくれたものに疑問を感じずに使用しているのがほとんどなのです。あまり自分の名刺を考えたことは無いのではないでしょうか。これからの時代はそれではダメだと思いませんか。いやもう気づかれているはずです。そうしないと自分が何者なのか解らなくなってしまいます。

 実際に作らなくても良いので考えてみて下さい。自分が何をできる人と相手に対して伝えたいのか?それはなぜなのか?誰に伝えたいのかを書き出してみて下さい。それが、今のあなたの現在地です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

気分は大切です

郵便局へ行く時に小学生が帰ってきました。あれ、8/31なのにと思い調べると府中市は8/27(火)から2学期が始まったようです。何でも授業内容の不足を補うためだそうです。夏休みが一週間少なくなるのは子供のころなら大騒ぎですが世の中変わったのですね。

 小学生の知識量は我々が子供のころとは圧倒的に違うのでしょう。夏休みが短くなったら気分は下がるだろうなと気の毒な感じがするのですが、今の子供たちは違うのでしょうか。年寄りには、何か不思議で仕方ありません。

 気分が下がると言えば、ちょっと前に世間ではバイブスが上がる、下がるとかの言葉が流行りましたがすでに言わなくなったのでしょうか?気分が上下は重要だと最近改めて感じています。人間が活動するにはこのことのコントロールをできることがとても浮世で生きていくのに役に立つと思います。

 人間はちょっとしたことでやる気になったり、嫌気がさしたりします。「だって人間だもの」ですめばいいのですが、そうはいかぬのが浮世のつらさです。そんな時、名刺を変えてみるのもひとつの手だと思います。たかが名刺、されど名刺です。

 実際に内容も検討して、私どもが薦める「闘う名刺!」にされるのが一番うれしいのですが、見た目の色や書体を変えたり、横を縦にしたりしても気分は変わります。人間そんなものではないでしょうか。だから面白いのです。

 名刺という誰でもビジネスをするときに持ち歩くツールをうまく利用して欲しいのです。気分次第で浮世も楽しく過ごせることもありますから。これからの時代はますます個人が主体になり発言したり意見をもって生きていかないと、悪賢い積極的に行動の出来る何ものか達にいいようにされてしまいます。気分を上げる手段はたくさん持っていた方が良いと思います。ちなみに自分は闘う名刺!、パワーストーンのお守りを気分上昇のツールとして使います。なかなか効きますよ。

 

 

 

 

難しい浮世を生きる為に

今朝の日経新聞一面は年金の話でした。20歳のひとが現行の金額の年金を受取るには68歳まで働く必要があるとのことです。48年間という長い間働き現行の金額というのだから嫌になってしまうのは当たり前の話です。我々高齢者は少なくてもまだ給付されるが昔の話とはずいぶん違うのには呆れるばかりです。

 国家的な詐欺行為みたいな気もします。今の若い世代に本当に約束出来るのでしょうか?疑問と猜疑だらけです。制度を根本的に考えるべきなのではないでしょうか。例えば団塊の世代以前の人達は満額でているはずですが、年金に頼らずにやっていける人達に少額の支払いをお願いするとかして、その交換条件は名誉の勲章を渡すとかすれば協力する人も増えるのではないだろうか。

 これが働き方改革の意味なのか?高齢になってもずっと働くことが人によっては苦痛でしかないことも理解しないと大変な社会になってしまうのではないだろうか。失敗した社会主義のようになるのではないだろうか。とりあえず我々庶民が出来ることは何でしょうか。

 覚悟をしておくしかありません。浮世は思うようになることは稀です。望まなくては願い事もかないませんが、そんな簡単でないことも大人になれば誰でも知っています。そしてそれでも生きぬかねばならないことも解っています。年金がどんな事になるかは予想するのは難しいし、会社員として長年にわたり働くことも難しいことです。

 色々なアンテナをたて生きていくしかありませんが、それはSNSとは違う気がするのです。もっと身近な人達とのつながりである気がします。あの人にこのことを頼めば間違いがないという信頼や顔が見える、声が聞こえるということが改めて問われる時代が来ているのかもしれません。その時に闘う名刺!を準備していてほしいのです。

 

 

 

 

自分の名刺を見直してみよう

インターネットで名刺のことを調べると素晴らしいデザインや高品質のものが簡単に安く製作できるようになったのがわかります。でも欠けていることがあります。それは名刺の本質を話していないのです。つまり製作者側からみた名刺なのです。これでは名刺の最初の目的である初対面の方との名刺交換を効果的にすることには役割不足になってしまいます。

 今はネット社会になり人と会うことが少なくなったのかもしれません。ただ本当に大切な取引やキーマンにあう時は面と向かい挨拶をしながら名刺の交換をするはずです。その時こそが昔より重要なポイントなのではないでしょうか。それが工夫されていない普通の名刺ではモッタイナイと思うのです。

 今までの名刺交換をするならメール交換で充分なのです。この時に何をするべきでしょうか?それを考えてみて下さい。自分はこの名刺交換がビジネスでは大きな意味をもっていると思います。考えて見て欲しいのですが名刺交換した相手と再度名刺交換をするときは自分や相手が担当を変わってしまう時になるのではないでしょうか。

 その変わる時まで自分が本来何をしたくて、何ができるのかを伝えていないということが大部分なのです。うぬぼれていませんか、自分のことなど誰も調べてくれません。せめて自分の出来ることを伝える名刺を制作しましょう。チャンスの女神は前髪しか掴めないといいます。

 自分の出来ることを言葉化して相手に伝える工夫をした名刺を「闘う名刺!」と名付けました。この作り方というのもコツがあるのです。それをマスターすればどなたでも先に書いたネットで高品質の安い名刺をつくることが出来るのです。今ほど働き方改革が叫ばれ、政府の政策になるという時代にもう一度、ご自分の名刺をみ直すことをお薦めします。

 

 

 

 

今が変わるチャンスです。

久々に本屋さんをのぞいてきました。本屋さんには昔からヒントがいっぱいあり大好きなのですが、SNS全盛の時代でも自分と同じように若い人や女性、高齢者がたくさん見られます。ちょっと学生が少ない気もしました。

 よく見るコーナーであるビジネス・商売関係の棚をみていますと明らかに起業や副業といった内容のものが増えています。バブルのころにフランチャイズや独立を進めていた風潮が思い出されました。

 自分も小商いと名刺屋の目から浮世を見るというタイトルでブログを書いていますが、浮世が色々な意味で大きく変わりかけるちょっと手前という気がして仕方がありません。変わらなければやっていけない日本の浮世になってきたのでしょう。

 少し前にブログで名刺を「しかけ」として考えるということを書いたのですが、まさに今がチャンスだと思います。名刺屋である自分が名刺を自社で作りたくて言っているのではありません。むしろ自社で名刺を作らず制作のツボを公開することにしました。自分にとっては大きな方向転換ですが決めました。

 この変化している時代に今まで通りのやり方では意味がないと思うのです。考え方を変えなければならないのは我々高齢者の方なのです。既得権益を守るのに人生の残り少なくなる時間を費やすより変化していくことの先駆けとなったほうが面白いと感じています。

 我々、小商いのものはそんなに大きなことはできませんが出来る範囲で変えて行こうと思います。その手始めが名刺を今までの名刺と違った観点で利用することを薦めることなのです。自分の出来ることを言葉化して表明する名刺「闘う名刺!」という概念を広めたいと思います。ですからこの名刺をそれぞれの個々が作成できるように作り方を公開します。

 先にも書いたように浮世では起業、副業、Wワークが当たり前になりつつあります。これからの浮世では自分の名前で勝負するのが当たり前になると思いませんか。企業の陰に隠れていたり、匿名で批判したりするのがカッコいい訳がありません。まず誰でも出来る名刺から「闘う名刺!」に変えてゆきましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

名刺は不思議なツール

名刺って不思議な習慣だなと感じることがあります。55×91ミリの小さな一枚の紙を知らないもの同士が交換しあうという共通のルールみたいなものですから。ビジネスでは初対面の人と何かしらの縁が生まれる時は挨拶と会話そして名刺交換という常識でやってきました。

それはなぜ?でしょうか。自分が思うに「ちょうどよい」ツールなのです。会話や挨拶をしただけでは少し時がたてば忘れてしまいます。それから一生会わないことだってあります。そこに名刺というツールが入りますと少々違います。その名刺をご自分の名刺入れから整理する時に再度見るからです。

もちろん、不要と思えば捨てられるかもしれませんが一定の時間は相手の所にとどまっています。そのうちに再度アポイントをとるのが効果的な二回目の面会には必要だと考えます。名刺交換をしたら断られるにしてもこのタイミングを考えて行動することが成果をあげるポイントなのです。

断れることを恐れる気持ちは自分も良く解ります。でも、勇気を振り絞って連絡してみます。内向的な自分みたいな人は多いのではないでしょうか。今はメールもありますから名刺に記載されていれば、名刺交換のお礼を入れてその後に電話してみることをお奨めしています。

もし断られることがあれば今は自分と縁がなかった残念な人だと思えばいいのです。そのぐらいに考えて気楽に名刺交換からメール、アポまでのながれを考えておくことです。我々小商いの商人には必要なことなのです。あまり深刻な想いでアポをとるのは絶対やめましょう。心が楽しくなりませんからね。

これからの世の中はSNSだけが生き残るようなことを言っている風潮もありますが、決してそれだけの世の中にはなりません。人は人がいなければ生きていけない生き物だから繋がりをSNSだけにすることはどこかにフラストレーションをため込む事になるはずです。

だからといって名刺は今の形式のままでは取り残されます。そこでお薦めなのが「闘う名刺!」なのです。これは自分の想い、出来ることを名刺で表明していくことです。この名刺を常識になるまで話していくのが小商いの名刺屋の自分の役目と信じています。

わかりやすいが一番

 誰が名刺を作るのだろうか? 誰もが、社会人になるとだいたい持っている。就職すると会社から支給されるというのが一般的だ。日本では、就職関連のセミナーで名刺交換の作法を教えたりするのを良くみかける。ネットで名刺を検索すれば選り取り見どりである。自分も名刺に携わっているが、どこで作っても良いと思う。

 ネットで名刺をさがす人は個人が多いのだろうか? 会社が多いのだろうか?価格なのか、デザインなのか、注文のしやすさなのか、スピードなのか、ホームページの見やすさなのか、別のこだわりなのか、色々考えても良くわからない。個々の思惑であり、自分のセンスが光る名刺を作りたいし、色んな配る状況もあるのが名刺であるから。

 名刺屋としてのアドバイスは「誰に配る事が多いのかを考えて作った方がいいですよ」 ということです。例えば、最近多いのはデザインにこだわり過ぎて文字が小さい名刺。我々高齢者は余程のことが無い限り二度と見ないでしょう。名刺は交換し合うと精読率の高いビジネスの武器なのに勿体ないことです。若い人との取引が多いならいいのですが、中高年の人も対象なら考えるべきです。まして中高年が決定権のある場合が多いのは事実ですから。

 この間、昔務めていた会社の人と久々に名刺交換をしました。20年ぶり位でしょうか。オフィスの内装・家具・事務用品などを扱う会社ですが自分が在籍していた頃はオフィス事業部でした。今はオフィスソリューション、○○ディレクターと名刺に書いてあったので、何をやっているのか聞きましたが昔とやることは、あまり変わっていないようでした。経営者が若くなり、事業部のトップもその関連の人に変わったとのことでした。取引先のお客様は変化の問題解決が出来たのでしょうか。

 部署名、役職はわかりやすいものの方が信用されると思います。名刺は何より名刺交換してこそ意味のある商品です。その時、なるだけ色々説明するより簡単に、何ができる人か、会社かを理解してもらう方が効果は出ると思います。名刺はあなたの相棒です。