闘う名刺!の話④(こんな人に)

闘う名刺!を使って欲しい人を考えてみました。大谷翔平さんや明石家さんまさんには名刺はいらないですよね。みんなが名前も顔も仕事も知っていますからね。すごいことですね。政治家は手段として名刺を使います。何人か頂きました。

一流会社、有名会社といわれる所に所属されている人も今の名刺で十分だと思われているでしょう。これから働き方改革などの社会常識の変化が広がると副業、Wワーク、フリーランス、起業などをする人には新しい名刺が必要になります。闘う名刺!は一般の名刺とは異なり、出来ることを言葉化した名刺ですから、新しく作られる方々には役にたてるはずです。

名刺を2つ持つことになる人も増えることになります。会社で使う名刺は会社で貰いますからタダです。2つ目の名刺は自腹で作るはずです。会社の名刺は会社の信用、会社の名前が使えます。2つ目の名刺は自分の信用、名前で勝負する名刺ですので真剣に自分で考えて作る必要があります。

積極的に名刺を配れる人、名刺交換がどんどんできる人は今まで同様の名刺で自分が気にいったデザインのもので十分かもしれません。でも、自分のような内向的な性格で一歩踏み出すことを躊躇してしまうような人達はどうでしょうか。今までのような名刺では前記の人達と勝負になりません。

そこで考えたのが「闘う名刺!」です。これはデザインもありますが、一番の核は自分が何を出来るのかを言葉化したものです。その作成の過程で自分の本当に出来ることを見つめなおし、納得してから言葉化する訳です。ですからとにかく配ることを第一に、配りたくなるものを作りましょう。

自分も25年前に小商いを始めてから名刺は何度作っては、作り直しを繰り返したことでしょうか。そのなかで思ったこと、経験したこと、役に立ったことを営業という立場から考えて自分が配りやすい名刺を創りこみました。名刺と一口でいいますが基本があり、やってはいけないこともあります。そんなことをこれから紹介できるようにしていきます。

闘う名刺!の話③

「闘う名刺!」は配りたくなることが大切なのです。名刺は名刺交換してこそ意味があります。飾りではないのです。では、どうすれば配りたくなるのでしょうか。

自分の場合は配ると相手に何らかの反応があることがうれしいのです。それと、デザインや言葉化した内容が気に入っていて誰かに早く伝えたい場合です。配る場は個々人マチマチですから、自分で工夫するしかありません。誰でもカッコイイ名刺を作りたいですよね。美的センスもマチマチですから気にいったデザインテンプレートを持つ業者から探せばいいのです。

自分はどこで作られてもいいという立場です。ただ基本を知っているのといないとでは自分の意図とは別の何かができてくると思います。闘う名刺!を創るにあたってこれだけは注意して欲しいということをまとめてみます。

①文字の大きさを細かくしすぎない。いくら気にいったデザインでも相手のことを考えていないものはダメです。

②ごちゃごちゃしすぎない。あれもこれもやっています的な作りのものは折込み広告のようで、うるさく感じるようです。

③むずかしい言葉、業界でしか解らない言葉はさける。解らないところは見てもらえないと同じ事です。

最低この3つは気をつけた方がいいです。闘う名刺!は相手に自分の出来ることを言葉化して伝える名刺です。どうしても自分の想いをたくさん載せ過ぎることが多くなる傾向があります。

仕方ないですよね。名刺は一般的には住所録みたいなイメージですからね。想いを名刺で言葉化して伝えるなんて少数派の名刺ですから。でも、きっちり創りこむと良いものが出来ます。早く配りたくなります。それには回り道かもしれませんが名刺の最低限知るべきことを頭にいれてください。そうすればネットでも印刷通販、文具通販のどれでも安くて自分の想いの入った名刺が安く手に入れることができます。

 

 

 

 

闘う名刺!の話②

「闘う名刺!」は自分の出来ること、やりたいことを言葉化して表明した名刺の事を、そう名付けました。なぜ、闘う名刺!を考えたのかを今日は書きます。

一番の理由は自分が内向的で内気な性格であるにもかかわらず、小商いを志してしまったからです。自分で小商いをすることを目指した以上、前に出るのは当たり前のことです。実社会で15年の間セールス、営業を勉強させてもらいました。性格は変わりませんが、収穫はありました。内気でも売れました。工夫するのでトップセールスにもなれました。

このことは矛盾ではないのです。内気でも、内向的でも工夫すれば出来ることがわかりました。でもダメなことも解りました。組織になじめませんでした。組織人にはなれないことと、納得のいかない仕事はできないことの二つはダメでした。

そんな自分が小商いをやっていくには、まずは人と会うこと。名刺交換をたくさんすることだと思いました。名刺を作成したのですが、今までと同じようなタイプのものでした。それだと、その場だけの挨拶程度にしかなりませんでした。そりゃそうですよね、どこの誰だか初めて会う人とすぐに取引が始まる訳はないのですから。そこで、せめて第一印象と何ができる奴なのかは伝えようと思って考えたのが闘う名刺!でした。

特別なものではないのです。初対面に期待をかけすぎないようにしないと、内向的な人間のハートは持ちません。とにかく、印象と出来ることです。それさえ伝われば良いと思いました。そう考えて色々工夫してみたのですが、自分が積極的に配りたくなるものでないと名刺交換がしづらくなります。

自分の場合は派手なものは配りたくないのです。写真やイラストの入った名刺も違和感がありました。本当に面倒な性格です。でも仕方ありません、この性格と一生付き合うのですから。そんな自分が社会で闘う、自分の心と闘う為に考えた名刺が「闘う名刺!」です。言葉の名刺です。自分が何屋なのか名乗り、何ができるかを解りやすく書いた名刺を作りました。その工夫などについて恥ずかしいのですが、今後書いていこうと思います。もし同じような性格の人の目にとまり参考になれば幸せです。

 

 

 

名刺整理しました

ゴールデンウィーク中は取引先が休むので法人中心のうちなどは暇で困ります。毎年のことなのですが整理をします。今年は名刺の整理をしました。商売柄どうしても名刺は溜まってしまうのですが、今回は頑張ってみました。

整理していくと一枚の名刺から色んなことを思い出します。その方のことはもちろんですが、取引の内容や、苦労したこと、その時々の事を思い出します。今回の整理はショックな事がありました。逝去された方々が多くいらしたことです。そのほとんどの方が何年か前で、お別れを出来なかったことを悔やみました。又、還暦を過ぎると友人のなかで定年した人も多くいます。彼らが今なにをしているのかがわからないことに気づきました。

みんなこの名刺に書かれている場で頑張ってきたんだなと感傷的になりました。でも、まだまだ先はかなり長そうです。政府は人生100年と軽く言いますが、生きる我々は大変です。前の名刺の場所にいるのはわずかな人だけですから。新しい名刺で新しい場所で頑張って行くのですから。

しかし悠々自適という人は、中々いないものです。まだ老けこまないぞという人が多いのはうれしいことです。今度会う時には小商いでも勧めてみるかと思いました。そんな高齢者でもチャレンジすることが許される、拍手される世の中でないと100年の人生は苦痛になりますよね。

政府もスローガンだけでなく新しい技術の苦手な高齢者にタダで専門家を派遣するシステムとかに金を使えば良いのです。本当の福祉はこういうものに予算をつけて欲しいものです。若い人だけが起業、副業、Wワーク、フリーランスで働くわけではないのです。チャレンジの垣根を低くすることや世間の常識や見方を上手に変えて行くことこそが働き方改革だと思います。国会を休んでいる場合ではないのです。早くすすめてくれないと100年はそう生きられません。

せっかく名刺整理したので旧友やお世話になった方々と連絡をして近況でも話せればと考えています。

 

闘う名刺!の話①

「闘う名刺!」は自分の出来ること、やりたいことを言葉化して表明した名刺の事を、そう名付けました。これを創るには自分の経験上、まず自分自身のことを省みることから始めるのが効果的です。なぜなら自分を再考したうえで、自信を持って名刺交換をしてほしいからです。(その為のシートを作りました)

そうすることで自分が考えていることや忘れていた想いを整理することができます。そのなかには出来ること、やりたいこと、やりたいけど出来ないこと、出来るけれどやれば心に負担がかかりすぎることなどが見えてきます。時間の問題も考えることができます。今なのか、半年後なのか、1年後なのか、10年後なのか、定年後なのかというふうに具体的に考えることができます。

そういう自分の心と向き合いながら自問自答しながら出来ることを言葉化してみてください。やってみると中々難しいもんですよ。そして言葉化したものを名刺で表明するのです。ですから極端にいえば名刺交換で配るだけで、あなたはあなたの出来ること、やりたいことをひとつ実践したことになります。

あなたが自問自答して決めたことが名刺交換をしたことで、初対面のキーマンになるかもしれぬ人に渡り、その方の名刺も頂いたということは、あなたの表明した「何かが」動き出したということになります。空想ではなく何かが実践されたのです。これってスゴイことだと思います。

あなたは内面的にも、外面的にも目標に向かって一歩を踏み出したことになります。あなたの持っている可能性と共に闘うことができます。可能性はいくら待っていても踏み出さぬ限りは空想にすぎません。もし失敗しても実践したという事実は心に残りますから、あのときやっていればという後悔は圧倒的に減ることになります。繰り返しでてくる後悔は少ない方がいいに決まっています。

 

 

 

名刺屋の考えている名刺の話

 一般的な名刺を作るならどこでもいいと思っています。いい加減な気持ちで言っているのではありません。印刷屋さんはもちろんですが、印刷通販(プリントパック・ラスクルなど)や文具系通販(アスクルなど)も国内の生き残っている業者さんは、皆レベルの高い印刷をされますし、豊富なデザインのテンプレートも用意されています。問合せをして感じの良い所を選べばいいと思います。

 ただし名刺をビジネスの武器として、有効な小道具として創りたいと思われている方は、ぜひ名刺屋の話を聞いてからおつくりください。名刺屋のお薦めしている名刺は「闘う名刺!」です。これは名刺の内容に自分の想いを、言葉化して表明して配る名刺を自分が、そう名付けたものです。

 自分は内向的な性格なのですが、小商人の名刺屋として25年を生きてきました。内向的な性格の方でも、これからの時代は会社勤めのサラリーマンで一生安泰とはいかないでしょう。副業、起業、Wワーク、人生100年時代とどんどんスローガンが変わっています。そんな不透明な時代に生きて行くのは大変なことです。

 今一般的にいうところの名刺では、会社のバックが大きな意味をもっています。有名な社名やロゴ、キャッチコピーを宣伝して世間に行き渡らしています。しかしこれからはどうでしょうか。少なからず、もう一枚のご自分の名刺を持つことになるのではないかと考えています。そうせねば100年の人生を生き抜くのは難しいと思いませんか。

 そんな時には「闘う名刺!」を考えてみて下さい。名刺の効果を過大にいうかたがいますが、名刺は万能ではありません。名刺交換するという行為にこそ意味があります。それをどういう風に有効に活用できる小道具にするかです。名刺屋の言いたいことの核心です。名刺をあなたの相棒として創って下さい。その為に知っておいて頂きたいことを今、順次まとめています。よろしくお願いいたします。

 

 

 

 

名刺と「おなまえ」について

今日は「なまえ」「名称」についてです。名刺屋という仕事をしていますと、色々な社名やお名前と出会うことになります。社名はやはりカタカナ名、ローマ字が増えました。カタカナの時は日本語をあえてカタカナにしたんだなと想像がつきます。ですからイメージしやすい気がします。

ローマ字の時は読めるのですが、この読みでいいのかなと考える場合が多々あります。たとえば英語と日本語のひびきを組み合わしている場合などです。社名にルビをふるのもおかしな気がしますし、あえてそうしているかもしれないしね。そんな時は、キャッチフレーズか何かのところにカタカナで社名を入れたりするのをお奨めしています。まずは相手が読めないとね。

うちではあまりないのですが外国の名刺は苦労するだろうと思います。言葉はもちろん風習や宗教、忌み言葉や感覚が違いますから大変ですが、これから取り組まねばならない課題です。

人のお名前も面白いというと失礼ですが、今はキラキラネームというんですか、こう読ませるのかというのがずいぶんあります。人の場合はルビを振る方が増えたので解りやすくていいです。でも読めない当て字みたいのもありますね。人の名前に対する感覚が変わってきたのでしょうか。あと10年もすると最近つけた人達が名刺を作りに来られた時、あたりまえになっているんでしょうね。

名刺交換の際には良い話題になるかもしれませんね。営業面から考えるとネタを作りたくなりますね。なまえを覚えてもらってなんぼの世界ですからね。色々な願いが込められているのが名前ですから、大切にしたいものです。

名字もありそうでないものもありますね。この間、木上さんというお名前がありました。木下さんはおなじみですが、木上さんはめずらしいですね。シャチハタのカタログにありませんでした。別姓ですから金額が少々かかる分、良い話題にできますね。日々名刺作成で出会うおなまえを楽しみにしています。

 

 

 

「認める」を考える④

 名刺屋を長くやっていると、名刺が名刺交換をしてこそ価値が出るという本質に気づかされます。人と人が会って交換しあう。そして認め合うのが基本でした。だから「認める」ということが気になります。

 何日か前の日経新聞の記事にワインの本物と偽物を判断し認めるしくみのことがでていました。その真偽をになってきたのは有名販売店やソムリエといった知識と経験で信用を得た一握りのプロだけだったが、今はそれがブロックチェーンで証明されるというのです。このシステムは仮想通貨などでよく聞くあれです。要は値打ちを認める力を一部のプロから無数の個に分散して信用を担保するという事だそうです。権威、お墨付きが変わろうとしています。

 今までの権威は国や役所が上から与えるものでした。それが多くの個人が認めるシステムに代わって行くものが増えるのでしょうか。中央集権的なものから情報の鎖でつながるシステムのお墨付きのほうを時代が選ぶということなのでしょうか。システム的に色々難しいところは、自分にはわかりませんが、今までの中央集権的な「認める」システムが信用されなくなったことだけは確かです。

 根本には「認める」を発行した側が問題を起こしても、変える努力をしない。単に権力にものをいわすこと。それを追求できない他の組織の問題などでしょう。この「認める」ということについては本当によく考えなければ、将来大きな問題がでてくるはずです。国も個人も早急に考える必要があります。でないと気づかないうちに誰かの都合のいいシステムにされてしまう恐れがあります。そして気づいた時では、後の祭りです。

 何かが変わっている予感があります。名刺屋としては基本にもどって何が名刺に必要になり、名刺交換という習慣が有効なこととして生き残れるかを考えてみようと思いました。

 

PR用の名刺を作ろう

明日からゴールデンウィークが始まります。会社によっては9連休というところもあります。一般的にはカレンダーどおりが多いようですね。自分はあまり休みすぎると体調をくずします。色々考え過ぎて不安になってきます。嫌ですね、根っからの小市民です。この時期はリフレッシュして連休明けから、又頑張りましょう。

最近、PR用の名刺を作りました。名刺屋ですから名刺の制作、販売が80%なのですが他に名入れ販促品、パワーストーンなども取り扱っています。その中でパワーストーンをモチベーションアップとモチベーションの継続のためのグッズと位置付けています。自分の闘う名刺!のひとつなのですが、裏面にシーズンごとにPRしたい商品をいれるようにしています。

もちろんお客様には他のアイテムの取り扱いについても話してありますが、伝わっていると錯覚している場合も多いのです。PR用の名刺を渡すと気づきます。商売で怖いのは伝わっていると思いこむことです。それは自分の思いあがりですね。たいていの場合こんなことも始めたんだと言われることがほとんどです。そんなことから自分の戒めのためにも配ります。

今回はパワーストーンの写真を裏面に大きく載せました。写真は良くなっていますが、色をだすのは難しいですね。デジカメでみると忠実な色に近いのですが名刺に刷り込むと若干のイメージの違いがありました。作り直してしまいました。勉強になりました。中間色は特に難しいものですね。

自分の場合は同じパワーストーンをつけていますので、それと印刷されたものでの違いを説明するのに使うようにしています。無駄にはしないのが小商人の常識です。でも色は難しいものですね。これを実物とイメージの違わぬようにするのが仕事なのですが、いつも悩みます。努力、努力です。

PR用の闘う名刺!は何を載せるかを考えることで、今後なにを売り込むかを決めることになります。相手には再度のPRとなり、自分にはひとつの方向付けができます。ゴールデンウィーク明けにでも考えてみませんか。

 

 

 

闘う名刺!って何?

闘う名刺!とは自分の出来ることを言葉化して、表明した名刺を創ることを、そう名付けました。なぜ闘う名刺!を考えたのかというと、この名刺は、いわば弱者の名刺です。

ここで言う弱者は大企業、有名企業、有力企業などの大きな資本・組織・人材・技術・仕入販売ルートなどを持つ会社組織に対して個人・零細・小商い・起業・副業・フリーランスなどの人達。又は外交的で積極的に前に出れる人達に対して、内向的で一歩引いてしまう、自分も含めた人達です。

我々が皆と同じ一般的な名刺を配っても、強いものにはかないません。どんなに素敵なデザインの名刺を配ってみても、知名度のない何の会社かわからない人の話を聞いてくれるような善意にあふれた人達はいません。もし、いたとしても取引に至るのは稀なことです。そこであきらめたらつまらない。そう思える人達の名刺です。

なぜ名刺かといえば、いくら世の中がITだ、AIだ、SNSだと言っても人と会わない社会はまともな社会とは思えません。人と会うというチャンスにキチッと自分を伝えることのできるツールが名刺です。初対面の人でも受取ってはくれるし、一瞬で読めて精読してくれるから、とてもありがたいビジネスツールである。それを工夫して使わずに弱者が強者と戦うのは無謀としか思えません。

しかし、今までは強者の土俵の上の常識で勝負するのがあたりまえの習慣となっていたのです。それが少しずつ変わり始めました。たとえば副業を認める企業が増えています。起業を奨励する企業もでてきています。個々人の働き方も、考えかたも変わろうとしています。いわゆる幸せの概念が変わろうとしているのかもしれません。色々な変化が日々なにげなく変わっている様な気がしています。

そんな時代のなかで今までとは違ったアプローチの仕方がでてくるのは当然のことなのに名刺はあまりにもポピュラーなので、単に今までどうりに住所録にロゴ、ISOマークなど刷ったもの作っています。我々のような弱者が変えられる、数少ない武器です。みなさんがそれぞれの闘う名刺!を工夫して創る時代だと思います。