六月のこの季節は五月に決算の提出や税金などの支払が何とか終わり、書類関係や名刺の整理などをする時期にしています。ちょうど梅雨で外も雨なので、しょうがないとあきらめもつくのでそうしています。
毎年のことなのですが整理をしながら反省しきりの日々です。どうして、こうも貯めこんでしまうのでしょうか。お金ならありがたいのですが未整理の色々な書類、資料などばかりです。年々増えている気がしてなりません。自分では良く捨てる方だと思うのですがたまってしまいます。
整理することで話題になっている方が多いのもわかる気がします。そのなかで確か、ときめかないものは捨てるというのがあったと思います。確かに使わないものや、いつか使うかもと思う物まで取っておいたらきりがありません。思い出は心にとどめて物は捨てるしかありません。
名刺も昔のものは捨てにくいものですが、商売柄資料として必要なもの以外は捨てることにします。本当に付き合いのあった人以外で名刺交換をしただけの人も随分と多いことに気がつきます。名刺をデータベースとして使うという会社がありますが本当にコマーシャルのように社内で使われているのでしょうか。
名刺屋としては利用されて名刺の価値が上がれば嬉しいことなのですがどうでしょうか?むしろこれからの名刺はデータベースとして扱われることより名刺としての個性を組織の中で出せるかどうかが大切な気がしています。会社のネームバリューと個人の個性が反映される名刺が広がる事を望みます。
令和という時代は個性がいきる時代になると確信しています。そうでなければ日本は沈む国になっていきます。個性とは自分に何が出来るか、したいのかを相手や社会に伝えなくてはなりません。そんなことを考えながら整理をしているのですが、まだまだ終わる気配がみえないので溜息がでます。