先日、名刺をあなたの相棒にしましょう。という記事を書きましたがその内容は「ことばの名刺」です。それを「闘う名刺!」という名前で広めようと努力しています。「ことば」とは本当に大切で不思議なものです。
選ぶ「ことば」で違った印象になりますし、それを発する人によっても全く違う受取り方をされます。「ことば」はただ単に自分が好きであるから選んでも効果が無かったりしますし、嫌いなことばでも自分の意図せぬ方向にとられてしまったりします。これを利用するのは、なかなか難しいことなのです。
でも「ことば」にはパワーがあります。日本でも昔から言霊とか言われています。三月も始めなので本屋に行くと、ことばを題材にした書籍が並んでいます。その中でもベストセラーになった「言葉にできるは」武器になる(梅田悟司著・日本経済出版社)がまだ売れているようです。眼につくところに平積みで並んでいました。自分も数年前に購入しましたので、まだ需要があるというのはやはり多くの人が言葉を気にしてヒントを得ようとしているのだと感じました。
その中で著者は「言葉が伝える道具であるならば、まず意見を育てる必要がある」と言っていましたがまさに同感です。自分で腑に落ちたことばでなければダメだと思います。誰かのことばでなく自分が感じて考えて腑に落ちた言葉は伝わると思います。また腑に落ちた人の口から発されれば尚更のことです。
これをあなたの名刺、ことばの名刺に反映することを考えてみて下さい。今までの名刺は名前と所属、連絡先が書かれたものでした。あなたが創る「ことばの名刺」は、あなたの想い、出来ることを表明した名刺です。それもあなた自身が腑に落ちた言葉であなた自身が名刺交換をする際に渡すのですから、今までの名刺と比べるまでもありません。そしてそれが「あなたの相棒」として一緒に人生の荒波を渡って行く「闘う名刺!」になると確信しています。