髪が伸びてきたかなと思い鏡をのぞくと白髪が増えた還暦過ぎの自分がいます。苦労しようがしまいが歳を重ね髪は白くなり、しわは増え、体力は落ちていくと実感する日々です。
11/19日経新聞の春秋に「グレイヘアー」の事が書いてありました。最近では白髪と言わずグレイヘアーと言うらしい。そういえば街でみかける同年輩の人達はオシャレな人が多いとは感じていました。記事によると一般の夫婦「bonさん、ponさん」が夫の定年退職ごろから娘さんのすすめで仲の良い姿をインスタグラムに投稿し始めたことから徐々にブームになっているとのことです。
グレイヘアーとこれから呼べばいいのかな?と思ったりもするのだが違和感もあります。白髪は白髪だ。若く見せようという気もあまりないし、でも白髪で年相応より歳に見られるのも癪であります。顔と髪の毛と身体が自分の思う年代と重なるまでは家染めのヘアーカラーでやっていくでしょう。
オシャレで主張できる人はいいのですが、職業によってはお歳をめされる方が敬遠されることもあるようです。若い人に聞きたいこと、年配の人に聞きたいこと、男に聞きたいこと、女に聞きたいことがありますよね。すべてをいっしょくたにしなくとも良いのですから、それぞれの立場で生きやすいようにするのが一番です。
もちろんグレイヘアーに文句をつけているのではありませんから誤解しないでください。流行とかブームでなくグレイヘアーが歳をかさねたあかしとして素敵だなと普通に思われる世の中が良いと思うのです。グレイヘアーでもこんなチャレンジをしている人がいるんだという浮世にあこがれています。
あまり同年代がやっていなくてもしたいことがあればチャレンジしようと考えています。もちろん白髪でです。浮世の人があのグレイヘアーの爺さん、なかなか面白い人だなと感じてくれるのがいい。そんな感じです。