数日前に日経新聞にビル・ゲイツ氏のインタビューが載っていました。人が輝くAI時代へというタイトルでした。①技術を使いこなす知恵を②ロボ課税が雇用を生む③人材育成が日本の課題という内容でした。内容も興味深いのですが、何より彼が本気ならAI時代の本格的到来は近いと思いました。今の始まりの段階でさえついていくのに必死なのに。
そう感じていたら昨日の記事にEUがAIの倫理指針を作っていると一面に出ていました。ヨーロッパというのはしたたかな人間の集まりだと改めて感じます。今世の中を動かしている「しくみ」を考え、創り、国際規格にするというやり方にたけている人間たちです。
ISO、宗教、オリンピック、国際基準、ノーベル賞、金融、ファッション、エコ、ミシュランなどなど数えたらきりがないほどです。彼らの価値感のなかで我々は適応してきています。つまりすべてが決められた土俵にあとから登ってパフォーマンスをするのですから歩が悪くなるのが当たり前なのです。
そして今度もAIの倫理規格に目をつけました。なぜ日本は規格を世界に広めようとしないのでしょうか?ここが世界で勝ことの肝のような気がします。相手の国や人に合させる規格を日本が主導出来なければ、近いうちに日本の没落も十分にありえるのではないでしょうか。
そうならないためには規格づくりがうまくできないといけません。これは我々みんなが考え、知恵をだしていかないと平成の次の御代は大変な時代になってしまいます。みんなで身近な規格を考えていくことをやらなければいけません。日常的な事、例えば自転車のルール、スマホ、車イスなどたくさんあります。めんどくさがらず一つづつやりましょう。自分は名刺から始めます。