今日は「なまえ」「名称」についてです。名刺屋という仕事をしていますと、色々な社名やお名前と出会うことになります。社名はやはりカタカナ名、ローマ字が増えました。カタカナの時は日本語をあえてカタカナにしたんだなと想像がつきます。ですからイメージしやすい気がします。
ローマ字の時は読めるのですが、この読みでいいのかなと考える場合が多々あります。たとえば英語と日本語のひびきを組み合わしている場合などです。社名にルビをふるのもおかしな気がしますし、あえてそうしているかもしれないしね。そんな時は、キャッチフレーズか何かのところにカタカナで社名を入れたりするのをお奨めしています。まずは相手が読めないとね。
うちではあまりないのですが外国の名刺は苦労するだろうと思います。言葉はもちろん風習や宗教、忌み言葉や感覚が違いますから大変ですが、これから取り組まねばならない課題です。
人のお名前も面白いというと失礼ですが、今はキラキラネームというんですか、こう読ませるのかというのがずいぶんあります。人の場合はルビを振る方が増えたので解りやすくていいです。でも読めない当て字みたいのもありますね。人の名前に対する感覚が変わってきたのでしょうか。あと10年もすると最近つけた人達が名刺を作りに来られた時、あたりまえになっているんでしょうね。
名刺交換の際には良い話題になるかもしれませんね。営業面から考えるとネタを作りたくなりますね。なまえを覚えてもらってなんぼの世界ですからね。色々な願いが込められているのが名前ですから、大切にしたいものです。
名字もありそうでないものもありますね。この間、木上さんというお名前がありました。木下さんはおなじみですが、木上さんはめずらしいですね。シャチハタのカタログにありませんでした。別姓ですから金額が少々かかる分、良い話題にできますね。日々名刺作成で出会うおなまえを楽しみにしています。