闘う名刺!とは自分の出来ることを言葉化して、表明した名刺を創ることを、そう名付けました。なぜ闘う名刺!を考えたのかというと、この名刺は、いわば弱者の名刺です。
ここで言う弱者は大企業、有名企業、有力企業などの大きな資本・組織・人材・技術・仕入販売ルートなどを持つ会社組織に対して個人・零細・小商い・起業・副業・フリーランスなどの人達。又は外交的で積極的に前に出れる人達に対して、内向的で一歩引いてしまう、自分も含めた人達です。
我々が皆と同じ一般的な名刺を配っても、強いものにはかないません。どんなに素敵なデザインの名刺を配ってみても、知名度のない何の会社かわからない人の話を聞いてくれるような善意にあふれた人達はいません。もし、いたとしても取引に至るのは稀なことです。そこであきらめたらつまらない。そう思える人達の名刺です。
なぜ名刺かといえば、いくら世の中がITだ、AIだ、SNSだと言っても人と会わない社会はまともな社会とは思えません。人と会うというチャンスにキチッと自分を伝えることのできるツールが名刺です。初対面の人でも受取ってはくれるし、一瞬で読めて精読してくれるから、とてもありがたいビジネスツールである。それを工夫して使わずに弱者が強者と戦うのは無謀としか思えません。
しかし、今までは強者の土俵の上の常識で勝負するのがあたりまえの習慣となっていたのです。それが少しずつ変わり始めました。たとえば副業を認める企業が増えています。起業を奨励する企業もでてきています。個々人の働き方も、考えかたも変わろうとしています。いわゆる幸せの概念が変わろうとしているのかもしれません。色々な変化が日々なにげなく変わっている様な気がしています。
そんな時代のなかで今までとは違ったアプローチの仕方がでてくるのは当然のことなのに名刺はあまりにもポピュラーなので、単に今までどうりに住所録にロゴ、ISOマークなど刷ったもの作っています。我々のような弱者が変えられる、数少ない武器です。みなさんがそれぞれの闘う名刺!を工夫して創る時代だと思います。