誰が名刺を作るのだろうか? 誰もが、社会人になるとだいたい持っている。就職すると会社から支給されるというのが一般的だ。日本では、就職関連のセミナーで名刺交換の作法を教えたりするのを良くみかける。ネットで名刺を検索すれば選り取り見どりである。自分も名刺に携わっているが、どこで作っても良いと思う。
ネットで名刺をさがす人は個人が多いのだろうか? 会社が多いのだろうか?価格なのか、デザインなのか、注文のしやすさなのか、スピードなのか、ホームページの見やすさなのか、別のこだわりなのか、色々考えても良くわからない。個々の思惑であり、自分のセンスが光る名刺を作りたいし、色んな配る状況もあるのが名刺であるから。
名刺屋としてのアドバイスは「誰に配る事が多いのかを考えて作った方がいいですよ」 ということです。例えば、最近多いのはデザインにこだわり過ぎて文字が小さい名刺。我々高齢者は余程のことが無い限り二度と見ないでしょう。名刺は交換し合うと精読率の高いビジネスの武器なのに勿体ないことです。若い人との取引が多いならいいのですが、中高年の人も対象なら考えるべきです。まして中高年が決定権のある場合が多いのは事実ですから。
この間、昔務めていた会社の人と久々に名刺交換をしました。20年ぶり位でしょうか。オフィスの内装・家具・事務用品などを扱う会社ですが自分が在籍していた頃はオフィス事業部でした。今はオフィスソリューション、○○ディレクターと名刺に書いてあったので、何をやっているのか聞きましたが昔とやることは、あまり変わっていないようでした。経営者が若くなり、事業部のトップもその関連の人に変わったとのことでした。取引先のお客様は変化の問題解決が出来たのでしょうか。
部署名、役職はわかりやすいものの方が信用されると思います。名刺は何より名刺交換してこそ意味のある商品です。その時、なるだけ色々説明するより簡単に、何ができる人か、会社かを理解してもらう方が効果は出ると思います。名刺はあなたの相棒です。