「すべての概念が変わる時かも?」

 ブログを書くのが久々になりました。ともかく今どきはコロナウィルスで我々年寄りの持病もちは色々と考えさせられることばかりです。健康のことはもちろんですが、今までやってきた商売のことも改めて自問自答することになる時代になりました。まさか令和のはじめがこんなことになるとは思いませんでした。通常なら東京オリンピック直前で盛り上がっていただろうにと考えると人生に「まさか」という「さか」はあるなと思いました。

 しかし、我々は生きていかねばなりませんから嫌でも再起するためには自問自答して前にすすむしかありません。自分も名刺屋としてやってきましたがこれからのことを考えています。もし名刺という概念がなくなってしまったらどうすれば良いのだろうか。つまり人と会うことがビジネスでは濃厚接触となり、名刺交換が否定されてしまえば名刺屋とすればどうすることもできません。

 考えられるのはスマホに登録した名刺を交換しあうというやり方とかになるのでしょうか?人と会うことがなくなるなら世の中味気なくなりますが、そうした方向に世界は向かうのでしょうか?間違いなく言えるのは今までのように配る、ばらまく、不特定多数といった概念はなくなる気がします。

 個性がなくては意味がないツールとして生き残るしかありません。自分がそのなかでできることは今までの名刺を作ってきたノウハウを秘伝でなく公開していくことが唯一の役目のような気がしています。数年前から企画している「闘う名刺!」をまとめていくしかないと意を固めています。

 商売のやり方も、人の働き方も、男女の関係も、政治も、外交も、経済もすべて今までのような常識では生きていけないのが2020年以降の世界のような予感がしています。その中で小舟いっそうが大海にわたっていくには相当な覚悟がいることです。後半人生にはいった私ですがもう一度覚悟しなおしていこうと思います。