今は大学入試のセンター試験の最中だそうで、この制度は今年が最後で新しく変わるそうです。この制度は自分が大学受験のころには無くあまりよく実態は解りませんし善し悪しも論評できません。
ただ思うことは、さ中の若者は大学受験のことしか頭にないかもしれませんが世の中それだけでないのだから真剣に考えるのは善いけれど、深刻には考えないでほしいということです。深刻になるとあまり良い結果は生まれないのが世の常のような気がします。
選択肢は色々あります。自分にはこれしかないと考えるのは思いすごしです。大学受験、就職、結婚・・・と節目は色々とめぐってきますが、これしかないと決めつける時代ではありませんからね。
昨年来から政府はWワークなどを推奨していますが、センター試験の始まった我々の青春時代の風潮は終身雇用が当たり前でしたから。その次はリクルート、とらばーゆとかのことばが世の中で認知され始め転職が選択肢の一つになりましたし、バブル崩壊・失われた20年・リーマンショックなど世の中の価値は変転し続けます。
ちょっと前までは勝ち組、負け組という言葉が流行りましたし、今は一等国民と二等国民みたいな嫌な言葉が使われたりしていますから、なるだけ安全な進む道を選ぼうとするのが人情だとは思います。ニュースなどをみていると安全な人生を選んだ人達の事件もかなり目立ちます。
世に絶対はありませんから、選択肢は自分で選ばないとあの時こうしておけばよかったと後悔をくり返す人生になるとつまりません。人はやりたいことをせずに過ごすと同じ後悔を繰り返してしまう動物と聞きました。一度挑戦して失敗するとあきらめられるので繰り返し後悔せずに次の挑戦ができるそうです。
とにかくこれが全てということはありませんから深刻でなく真剣にがんばって生きていくしかありません。