新しいとは形やデザイン、素材などではありません。内容というか名刺における概念のことです。名刺といえば誰でも小さな紙に名前、会社名、連絡先が記載された紙切れを想像すると思います。またビジネスで初対面に使う道具と思うのではないでしょうか。
今までの名刺はまさにそれです。そして個人でなく会社が作ってくれるものと、あたりまえのように思っているはずです。つまり与えてもらった内容の自分を懸命に生きるという社会のシステムの一つになっているのです。終身雇用で会社こそが人生といえる時代ならそれで良かったかもしれません。
では今の時代、これからの時代はどうでしょうか?社会のシステムは大きく変わってしまいました。終身雇用などありませんし、それでも国は人生100年を考えろといいます。会社は株主しか見ていません。業績、実績が全てです。そんな時代にどやって生きて行けば良いのでしょうか?
国は働き方改革といって定年延長や起業、Wワークを推奨し始め、手を打ち始め出しました。新聞、雑誌、書籍などをみればその成功例やすばらしい生活を書いたものが増えています。先日も本屋にいくと個人起業の薦めの本を主婦やサラリーマン、学生が立ち読みしていました。
時代は変わり始めているのです。名刺も今までのものでは存在価値がなくなります。会社から作ってもらう自分でなく自分が考え主体にならなければならないからです。それはどういうことでしょうか?
自分が何をしたいのか、何が出来るのかを相手に知らせることから始めなければなりません。会社の名前を知らせるのではありません。自分が何を出来るのかを表明しなければ生きていけません。あなたの名前で勝負する時代になりました。それをやろうと考えている人の名刺を広めたいと思います。それを「闘う名刺!」と名付けました。