新しい名刺を考える①

名刺も新しく定義を変えなければ滅びると書きました。今までの時代は名刺を制作するのは個人ではなく、圧倒的に会社の意向にそったものでした。今もおおよそがそうだと思います。個人の存在が会社あってのものという価値観からそうならざるをえない事でした。ビジネス上の必要なツールの大部分を会社組織でないと持てなかったからです。

今はご存知のようにSNSが当たり前となり個人がひとり一台のスマホ利用する時代です。アイデアと行動力そして精神的タフさがあれば世界を相手に仕事がやれます。若い人達は生まれた時からそのアイテムのなかで育ってきています。これはとても大きなことなのです。習わなくても自然と扱えるのですから、我々旧世代とは出発点が違うのです。

それらのことから考えてみても与えられた名刺で良いわけがありません。彼らの発想から新しいものが生まれます。ただ人に物事を伝える為にはルールもあります。独裁的傾向のものは個性的でも独りよがりになります。伝えられる側がある程度は発想についていけることが重要です。

その名刺の制作するために必要な知識があれば高品質で安く、早く、デザイン性の高い名刺を誰でも制作できるのです。その今の技術をおおいに利用すべき時代が今の時代なのです。世の中は働き方改革と政府が旗をふり、今度は本気の様ですから考えるべきだと思います。

特に日本人に適しているのはWワークなのではないでしょうか。一つの会社に所属はしますが、もうひとつ自分の出来ることを世に出して行くということです。それにはいくつかの利点と国民性にあうだろうということが言えるからです。詳しくは後日書きますがまさにもう一つの自分を知ってもらう努力を個人がみんなしていくべき時なのです。

それが「闘う名刺!」をつくる前提条件なのです。