昨日は台風15号が関東を直撃するということで都内の電車は月曜日の始発から止まり大変でした。今日、車で府中市内を営業していたら桜並木の桜の古木が根から倒れていました。残念です。
府中と言えば大国魂神社参道になる天然記念物のケヤキ並木がありますが、枝はずいぶん落ちていましたが無事のようでした。つい最近全国の並木のランキングがでていたのですが入っていませんでした。
神宮外苑のイチョウ並木、北海道大学のイチョウ・ポプラ並木、仙台定禅寺通りのケヤキ、滋賀県マキノ町のメタセコイア、秋田角館武家屋敷通りのもみじ、河口湖のカエデ、立川昭和記念公園のイチョウ、大阪万博公園のプラタナス、福岡柳坂曽根のハゼ、栃木大山参道のイロハモミジと続いていました。どの場所も日本の代表する景色です。
でも府中で生まれ育ったものとしては何とか皆に知ってもらいたいものだと思います。ケヤキ並木は平安時代から続いていると聞いています。自分が子供のころは並木のまわりにそれなりの商店街があり自分からすると良い感じでしたが、今はショッピングモールと銀行、マンションが目に付きすぎます。
時代だから仕方がないと言えばそれまでなのですが工夫が足りなかった気もします。その場所の持つ意味は不動産価値だけで測れないものがあると思いますが、地元の大地主の方々も相続やバブル、バブル崩壊とあり代替わりするたびに中途半端な街並みになった気がします。あくまで私観ですのでご容赦ください。
先ほど出ていたランキングをみると公園が多いのですが、府中は街のど真ん中にあるわけなのですから人間の感情が街並みになるのも解る気もします。でもやはり魅力的な場所になればと願っています。やはりこれからはケヤキ並木を有効に次世代へと継承する為にもどんなグランドデザインを描いてここで生きられる街にできるかでないでしょうか。ケヤキ並木のある良い街だと言わせたいものです。