ローマ字表記

日本人のローマ字表記を巡り、政府は9/6、国の文書では「姓・名」の順番にする方針を決めたとのことです。今までも2000年に国語審議会では国際社会で文化や言語の多様性を意識し、活かしていくべきとして「姓・名」の順が望ましいとしていたのですが、又この話がでるということはそう決めるということなのでしょう。

 一般社会で名刺を作る際は「名・姓」がまだ多いかもしれません。ウチで名刺制作の依頼がある際は2000年の国語審議会のことを話し「姓・名」にさせていただいているのですが6対4で「姓・名」が増へてきたイメージです。やはり日本での呼び名で外国でも呼んで欲しいと考えています。

 昨年でしたか河野外相が安倍総理に「姓・名」で表記して頂くのが望ましいと発言した時に変わっていくだろうと思いましたが、日本人は割と自分の呼び名について気にしていないのではとさへ思うことがあります。郷に入っては郷に従えということもありますが自己主張をしないのはよくありません。

 自分の名前で勝負していこうと考えているなら尚更、日本ではこう呼ばれている名前であることを理解してもらうのも会話のひとつの話題にして行くべきことです。それと併せて自分が何を出来るのか、したいのかを表明していきましょう。自分の名前で勝負するというのは覚悟をするということだと思います。

 組織の中の自分と本当の自分が両方許される時代なのです。今までのように組織でいるには自分をおさえて生きるしかなかった時代は過ぎてしまいました。自分を整理して自分が出来ることを最大限に自分と組織の両方に役立てることがこれからの時代の生き方だと確信しています。

 「闘う名刺!」はご自分で制作していくうちに、自然とそのことが解ってきます。今あなたがやれることからスタートして欲しいと思います。「姓・名」を堂々と名乗り生きてゆきましょう。