久々に本屋をのぞいてみました。小商いをナリワイとする身として気になるのは副業、起業といったビジネス書が増えていることです。小商いを続けてきたものにとりチェックしなければと思い立ち読みをするのですが、昨今の働き方改革や年金不安のせいかわかりませんが安易な薦めのものも多いのも事実のようです。
長い間小商いをしていますが、昔バブル前にもこんなブームがあった気がします。あの頃はフランチャイズ、ネットワークビジネス、自己啓発といったものが本屋にはビジネス書・雑誌のコーナーに並んでいました。何年かはそんな時代が続いた記憶があります。
みんな廃刊になったりしたのでしょうね。あの時代は起業でなく独立とか脱サラという呼び方でした。今の起業、Wワーク、副業などの事ですよね。言い方が違いますが同じ様な社会現象なのでしょうか?バブルそしてバブル崩壊から安定した会社に入ることが人生の勝ち組といわれ目標みたいな時代が続きましたが、変わってきたのでしょうか?
時代は言葉を変えて、同じような現象を生み出して行きます。前の時代のブームがなぜ終わってしまったのか、どうしてダメだったのかを考えてみることは大切なことです。そして必ず悪徳商法といわれるものが出てきます。これも同じように前のやり方の言葉を変えて繰り返す輩がいます。これも良く頭に入れておくべきです。
小商いは長い時間、誰かの役に立つから続くものです。一気に儲かるのは稀だと思います。その長く役に立つ小商いを見つけることがこれからの新しい時代には必要だと考えています。かっこのよいことばかりではないのです。長く続けることを目標にすべきだと思います。続ける、継続こそが大切なのです。そしてきちっとした儲けがでることです。売り上げの規模ではありません。粗利を中心に考えるようにして長く続けましょう。
