参議院選挙の翌朝、テレビをつけると参議院選挙の結果の報道かと思っていたのだが、吉本興業のウラ営業の会見の話ばかりでした。もちろん人気タレントの所属する日本最大級のエンターテイメント会社のスキャンダルなので面白いのはわかるのだけれどマスコミとはいい加減なものだと改めて思いました。
参議院選挙の結果は予想どおり与党の勝利で国民の安定志向が、いかに強いかが印象的でした。日本の場合は急激な変化は望まないのでしょう。でも考えてみると今のままでは自分たちの暮らしは不安だらけの気がしています。若い人達はもっと不安になると思います。若い時は未来があるので切実感は我々のように定年前後の世代より楽観しているのかもしれません。
世の中は思ったようにはなってくれませんから少しずつでも概念を変えていくしかありません。大きなことではなく小さなことでも概念が変わって行くことが大切だと考えています。自分の場合は名刺です。詳しくはブログで名刺について書いていますので興味があればご覧くだされば嬉しく思います。
今回のウラ営業の話はタレントがからみますので皆が興味をもたれますが、企業の不祥事、隠ぺい、偽装はどれほどあるのでしょうか。しかも一流企業ばかりです。自動車の検査偽装や住宅の性能隠ぺい、資料の書き換えなどきりがありません。そんなことをする為に優秀な大学をでて就職して何十年も過ごしてきたのでしょうか。
それを報道する側も有力なスポンサーの不祥事は報道してもCMをキャンセルすることはありません。いままでどおり高感度の高いタレントを使いイメージアップ広告を流しています。見ていてうんざりします。
最近の若者がスマホでユーチューブなどをみてTV以外で情報をとっているのが良く解る気がします。これも情報というなかの一部の概念が変わって行くことなのです。つまり莫大な広告費を使う企業は偽装や不祥事、反社会的勢力とのつながりをマスコミを利用して国民をだましているのでしょうか?