「ぎんぎらぎん」がなつかしい?

 七月になり梅雨らしい天気が続いています。雨は嫌だといっても仕方がないので、せめて雨の中に咲くあじさいを楽しむような粋な人になりたいものです。そんなことを言っていると全国各地で大雨被害という無粋、洒落にならないニュースが流れてきます。頭のいい人も多い世の中なんだから何とかしてくれと言いたくなります。

 話は現実の世界の仕事な話になりますが、今の若い人達の仕事をすると驚くことばかりなのです。それが歳をとったということなのでしょう。昔、バブルの頃は「ぎんぎらぎんに、さりげなく」と歌の文句にありましたが、ムカつくけれどやる気のある人が多かった気がします。

 今はあたりが良く、好印象ですが流して生きている人が多いように感じています。良いことなのか、悪い事なのかは解りませんがご時世なのでしょうか。自分には無理の様です。恥をさらすかもしれませんが昔風にやって行こうと決めました。そんな天の邪鬼がいてもゆるされるでしょう。

 先日見積もりを依頼したら提出期限をすぎる言いわけがメールできました。以前校了後の商品の変更もメールできました。電話での連絡はきません。これがビジネスなら人はいりません。これは現実にそれでいいと当人も会社も思っているからです。最終的に人の首を絞めるのは人の考え方なのだと思います。数年後彼らは今の仕事をしているでしょうか?

 「ぎんぎらぎん」の時代は暑苦しいかもしれませんが、良くも悪くも結果がすぐでました。今は結果が知らないうちに、どこかで出ているのだと思います。「考え方」はとても大きな意味をもちます。ボクシングのボディブローのように回を追うごとに効いてきます。そのときはダウンするしかありません。その時もメールなのでしょうね。

 生き方に古いも新しいもありゃしません。ただ生きるのみです。どういう生き方を選ぶかを決めるのは自分自身ですから。何か愚痴を書いてしまいました。