縮小社会はまだまだ続きます。その前提で考えていたほうが良いと思います。今令和に改元され世の中は少々浮かれているようですが騙されないでください。今朝新聞を読むとアメリカ、ヨーロッパの見方は日本が不況になると考えているようだ。指標がそれを示しているのに今年10%の消費税は実行されるとのことです。
思いだすのは橋本政権の時のことです。あの時バブル崩壊後初めて景気が浮上しかかかったのに3から5%の消費税アップでどれだけの人が、企業が平成という時代を苦しまされたことかを思いだしてほしい。自分も起業して軌道に乗るかと感じていたときだったので良く覚えています。
小商いは令和の時代のキーワードになると考えています。やれオリンピック、カジノ、万博だとはやしたてられても社会のしくみ、会社のしくみ、人の価値観が変わってしまったことに気づかなければなりません。小商いは特別な人がやることとではありません。誰もがやるようになるのです。
昔から本質をいうのが資格をもったり、有名なエコノミスト、学者、政治家だったりと思うのは人の世の常ですが、実態を知っている人の意見が大切なのです。前出の権威者たちの言っていたボーダレス化やリストラ、株主至上主義がもたらした社会が日本人に幸せをもたらしたでしょうか?
評論家の中ではバラエティ番組によくでるので軽く見られがちですが森永卓郎氏の年収300万の時代や新富裕層が日本を滅ぼすがとても参考になります。新書本がでていますので読んでみると同感ということが多いです。これからは今までの権威者がいうことが正しいと考えていた人は疑いをもってください。
皆が小商いを、Wワークとして、起業家として、副業としてやるのが常識になるのです。企業は一部エリートにしか多額の報酬や福利厚生を渡さないことは解っているはずです。令和も変わりません。でもそれでいいのです。彼らには世界で競争していくことが生きる証なのですから。
我々は小商人として好きなものを、事を扱いそれにキチッと責任を持って行けばいいのです。個人の生き方を大切にしていきましょう。
