令和になって10日が経ち新聞や報道などを見ていると令和がどんな時代になるかの話などがでています。多く出てくる言葉に「個」があるようです。実はめずらしく自分も「個とかひとり」をイメージしていましたのでみんなもそうなのかと感じています。
昭和は組織の時代でした。戦争もその後の経済復興も組織が中心という考え方がありました。平成はバブル崩壊、災害などを思い出してしまいますが、模索の時代だったと思います。令和は日本にとっては過渡期でなく方向性を出すべき時代だと感じています。
色々なことの決断をして行く必要にせまられています。国のあり方も考え直す時期です。今までのように1億2千万位人口がいる日本なのか、それを下回るのか、移民を受け入れ経済発展を追うのか、老人大国になりどう生き残る道を決断するのかなど問題は山積みです。それも早急に決断していかねばならぬことばかりなのです。
自分のまわりでも同じです。その中で「個、ひとり」がひとつのキーワードになるのではと感じています。自分の名刺屋という小商いも組織をターゲットにしてやらしていただいていますが、少ずつ変化する気がしています。名刺というツールが組織より個人に必要になるものだからです。
今は会社で配られるものを当たり前に使用していますが、これが変化するようになると思っています。働き方改革とかで会社は個人の為でなく組織の維持にまわるような変化がみられます。個人は自分であたらしい生き方、道を見つけなければならないのです。それが働き方改革の現実ということになります。
誰もが会社の他に別の収入源を確保しなければなりません。令和の時代は、前の時代の混沌の中からSNSという個人にとっての武器を手に入れることが出来ました。それを使えば誰でもアイデアや特技を発信して稼ぐことのできる時代です。小商いという選択は何も店を構えることではありません。個を発信して同じ方向を見ている人と縁をもつことです。そこに名刺はちょうどいいビジネスツールなのです。さあ、小商いを考えましょう。