今の時代はネットの中で個人、会社、商品、人気など様々なものが評価、格付けされてしまいます。それを基礎にAIが活動し、それを当たり前のように利用する時代です。それを牛耳るのがアメリカのご存知のIT企業(4社)であり、それにチャレンジしていく中国企業という構図のなかに巻き込まれなければ生きていけないご時世です。
それを考えたのはまさしく革命といえますが、皆がそれをちゃんと利用して幸せになるかは不明です。もちろんこれを最初に考え広めた人達、それを使える資金をもった人達はどんどん富を蓄えるしくみですから格差はどんどん広がります。こういう時に歴史は動乱にむかうのではないでしょうか?心配です。
我々に時勢を読むのは難しいことです。わかるのは評価、格付けを与えられるのを当たり前と考えないことではないでしょうか。評価経済学という記事を読んだ際に自分たちのつくる評価や格付けが大切な事なのだと思ったのを思い出しました。与えられる格付け、評価は確かに強い影響力をもっています。
お金を借りる、会社を選択する、将来を考える、結婚など人の節目の大きな出来ごとには必ず前に書いた企業や資本家が何かの思惑をもってかかわり合っていること思い出しましょう。せめてもの自己防衛はしましょう。個人情報はすでに彼らの手の中にあると知って行動しましょう。
我々のしなければいけないことを考えました。正しいかどうかはわかりません。自分がしているのは自分にとっての評価、格付け、優先順位をもつことです。その基準となるのは好き嫌いです。して楽しいかどうか、嫌な気持ちにならないかが行動の基準の大きな部分を占めています。わがままというのではありません。断る自由を持っていたいということです。
だれがどう言おうと自分にとっての価値は大切なことです。世の中が評価しているからするのではなく自分が評価しているからやる。しないから断るということが今までより大切な時代になった気がしています。