何かを考えている、思いつくという小さな時間を大切に感じます。それは長い時間でなく瞬間だったりしますが、何かを考え、思いついたという事実があるのは確かなことなのですが、少し過ぎると忘れてしまうものも多いのです。でも、何だか気になっているのに思い出せないもどかしい状態がありませんか。
歳をとると特に多い気がしていますが、若いころも良くあった気もします。そこでメモをマメにとる習慣があるのですが、今までそれをどうしたかを考えてみました。もちろん備忘録としてメモしたものは役が済めば廃棄しますが、思いつき・ひらめき・感情などは整理しないでそのうち解らなくなってしまうことが多いようです。
その中に色々と大切なキーワードもあるはずです。人間の頭の中は不思議なもので、その場・その時でなく少し熟成させておいたほうが良いということもあります。メモも即必要な事、熟成期間が必要な事もあるようです。この文章もその熟成期間をおいたなかで考えたことのひとつです。
自分のメモの中には「メモる・ひととき・これから大事に」と数年前に書いたものがありました。どうやら還暦になって名前が出ずらいと感じた時にメモったようです。自分は小商いで名刺屋をしていますので「ことば」をメモることが多いのですがひと月に一度ぐらい(不定期)整理をします。
普段はメモをとったら箱に投げいれておきます。有る程度の量になると整理をしますが、かなりのスピードでします。そしてその時に引っかからなかったメモは捨ててしまいます。ピンとこないが気になるものは残して次回の整理に回します。そこで商いのネタや、言葉を発見することもあるのです。
メモについても色々な本がでたりしますが、成功した人達のものは参考になりますが中々できません。だから成功できないのですが、大多数の方達が自分と同じ経験をしているのだと思います。ずぼらな自分でもメモは役にたちますから自分の方法を整理するつもりで紹介していこうと思います。