もうすぐ令和元年が始まります。当たらない希望的予測を書いてみます。令和は小商いの時代になるというのはどうでしょうか。昭和は戦後の高度成長で世界的企業がたくさん出来ました。平成はボーダレス化で淘汰の時代でした。それなりに大手企業は内部留保を蓄えて令和に臨みます。
この時代は価値観が大きく変わった時代でもあります。なにせ今までになかったものが主役になった時代です。パソコン、インターネット、スマホ、AIとあれよあれよと進んでしまいました。この中で日本はジャパンアズナンバーワンと言われた時代から閉そく感を感じる時代になってしまいました。
当然、生き方に関する考え方も変化しています。団塊の世代が貴族のような生活を考えているのに若者は反感しかもちません。ああはなりたいとは考えていないようです。むしろ軽蔑に近い感覚なのではと思います。つまり富裕層でなく浮遊層と見ているのではと思います。
今の若者は凄いと思います。本当に大切なものを探そうとしているのでしょう。自分が無駄と考えるものに金は使いません。車も家も異性も利用価値を基本に価値観を持っているように感じます。だからシェアできれば用が足りてしまうのでしょう。自分で所有しなくてもいいのです。
社会に対しての価値観が変わったように会社に対しても、昔のような会社愛などもちません。それは会社が愛を感じられない仕打ちを平気ですることを生まれた時から見てきているからです。会社は利用するものの一つになりました。つまり就職も世間体でなく自分の価値観を体現するための手段という見方でしかありません。
彼らは就職より起業や副業があたりまえと思うようになると考えます。会社にいては彼らの想いは実現できないからです。だれでも夢を実現できる方法を考えます。
それと我々還暦を過ぎ定年を迎えた世代とその生き方の方法である起業、副業という手法が重なります。残念ながら我々世代の多くは年金が足りず働くのですが、彼らは夢と理想に向かって行けます。
ここで小商いが注目されぬ訳がありません。それが令和の時代のトレンドになって行くのではと思っています。