一年の早いこと

 12/1になりました。今年もあっという間に師走という感じがしています。歳を重ねるたびに時の過ぎるのが早く感じられて仕方がありません。この時期になると今年やろうと思ったことが出来ないでいることに反省するばかりです。全く何十年、同じような繰り返しをしているのでしょうか。

 そうはいっても今年もひと月ですから、残りの日々をせめて有効に活用しなければなりません。小商いの一年はあわただしく過ぎてしまいますが、やらねばならぬことも多いのです。大企業のように人がいれば頼めますが、小商いの場合は自分で何から何までするのが宿命です。それを承知で始めた小商いですから、なるべく楽しくやりたいものです。

 この時期はお歳暮、年末のあいさつ回り、名刺屋ですから年末・新年の挨拶回り用の名刺、年末年始の配り物などの納品です。それでも昔と比べると激減したのも事実なのです。30年前はどこの会社でも年末の挨拶用にカレンダー、手帳、ダイアリーなどを挨拶に持っていったものでこの時期に総務課へいくと山ほどあったものでした。

 今はカレンダーを配る会社は減りましたし、手帳やダイアリーなどもほとんどもらえません。やはりバブル崩壊以後からでしょうか。名入れのボールペンなども減っているのではないでしょうか。中国で製造し始めたころからの気がします。安く作っているのが浸透してしまい安物を配るのが逆効果なイメージがあるのではと思っています。

 景気はというと大会社は史上最高などが相次ぎ、ニュースや新聞などでは新興の企業をもてはやします。でも小商いの我々のまわりの現実の感覚は全く逆だと思います。物販でも飲食業でも街かど景気は良くないはずです。仲間に聞いてみるとどうにか頑張っているところがほとんどなのです。

 景気対策などはそれほど効果的に小商いにまで波及することはないのです。政府は現実が見えていません。明るい未来があってこその人生100年なのです。つらいことばかりを想像してしまう政策がよくないのです。挑戦したら失敗しても政府が面倒みるぐらいの政策を打たない限りじり貧です。

 来年は年号も新しくなり人の気持ちも前向きになれることを信じ、師走に走り回ります。頑張ろう!