もっと名刺を活用しよう

社会人になると多くの人に出会うことになります。そしてその人達と色々な関係性が生まれていきます。その多くは仕事にかかわることだと思います。ほとんどの人は何かしらの仕事につかねば生活がなりたちません。その時に初対面の人と交わすビジネスツールが名刺です。

名刺は持っているだけでは、ただの紙切れです。意味がありません。名刺は相手と名刺交換をしてこそ威力を発揮する道具です。こんなにSNSとかが普及した時代でも使われています。なぜでしょうか?それは人が人だからだと思います。

単なる連絡先の交換ならメール交換で充分です。それだけではすまない所が人の不思議、面白いところです。初対面の相手に紙切れ一枚とはいえ個人情報を交換しあいます。これって不思議ですね。今ほどプライバシーにうるさい時代にです。そこに人の行動、心理の面白さを感じてしまいます。

ビジネスの関係の多くはここから関係性がスタートすることになります。長年のおつきあいが始まる相手もいれば、名刺交換の時だけになる相手もたくさんいます。出来れば長年にわたり取引ができるにこしたことはありませんが、そうもいかないのが浮世のむずかしいところです。

でも、この名刺というビジネスツールは本当に効果的に有効に使われているのでしょうか?みんなが使うので、みんなと同じで良いと考えていませんか?これは、とてももったいないことです。チャンスの女神に出あっているのに捕まえなければ逃げていってしまいます。

今までの時代は寄らば大樹でよかったのが、これからはそうもいきません。大樹は不正、虚偽、改ざんまでして世の中で生き残ろうとして、それが発覚して変わらざるおえない時代になりました。大樹の名前を名刺に刷り込んでおけばどこでも安心して取引をしてくれるというのは幻想になりました。

だからこそ自分のことばで、自分の出来ることを表明した名刺が必要なのです。会社をみるのではなく人をみて取引、関係が結ばれていく時代になると思います。もっと名刺を有効に活用しましょう。その一つに「闘う名刺!」もお役に立てたら最高です。