今日も新聞の一面には検査不正で日立化成が載っている。社長は幅広い製品での不適切な行為にはざんきの念に堪えない。甘えた社内文化が云々とでていました。この頃ずっと大企業でおこるこのような不正行為はどう考えればいいのだろうか?
ブログで名刺の記載する認定マークの話は何度も書きました。こういう不正が何度も繰り返されているということです。確かに取引上の制約は受けることになるだろうし、損害もでる訳だがこの位の大企業ならば国がつぶさない。過去にもバブル後に大手マンションメーカーや金融、不動産などみんなそうだった。
数年たつと日ごろの日常に追われる庶民は忘れるというより、生きることに必死で気にしてはいられない。こんな時に追っかけてほしい新聞やテレビなどのマスコミも少し経てばこれらの大企業の広告をながし収入源となります。そしてイメージを気にする会社は名前をかえて存続します。以前のミドリ十字などがそうです。
そして国は日本に必要な、世界に必要な会社だから大目に見ます。役人の改ざん、現職の大臣たちも皆そのパターンです。それを追求するのがジャーナリストの役目であると自分は考えますが違うのでしょうか?色んなことで注目を浴びれば良いと言うように見えてしまいます。
我々のような小商いなら即、倒産して個人や家族まで非難を浴び、その地域に住むのは難しいと思います。やはり、大企業の幹部や政治家などになる人は面の皮の厚さが我々と格段に違います。またどんな教育や道徳をうければああいう風になれるのでしょうか?
そしてその人達が上に立ってやる政治や教育、経済などの国のしくみはどうなって行くのでしょうか?そんなことを言っていても食べていけませんので、今できること真面目に「闘う名刺!」を広めていくしかできません。そして認証や上位伝達のしくみには、嫌なことですが疑っていくしかありません。それが日本の現状なのです。