車が故障してしまい自転車で納品に行きました。自転車には何十年ぶりで乗りました。同じ市内の納品でも車でまわっていましたが、軽いものなら近くなので自転車でも十分間にあうなと思いました。
自転車でまわってみて、遊歩道でしたのでコスモスが咲いていたりして気持ちは良かったのですが、やはりいつもと違う筋肉を使うのでひざがガクガクしました。運動不足を痛感しました。
妻のママチャリでしたが、後ろから電動自転車のママさん達や元気な高齢者にどんどんぬかされて行きました。まさに弱者は自分でした。新しい便利な商品が普及しだすと弱者は変わるということを実感しました。
街中で電動自転車に前後ろに子どもを乗せてかなりなスピードで走りぬけていくのに遭遇すると還暦をすぎた身としては危険を感じます。一生懸命子育てをしているのは充分に解っているのですが危険です。もうそこでは弱者は我々に変わりました。
高齢者も又電動の車いすを乗り回しています。あれもかなりのスピードです。そして電動だから静かです。後ろから来ていても気づきません。ひやっとします。ここでも我々は弱者になります。
運転者はしかもスマホを手にしています。社会で認められた機械ですから便利なのは承知していますが、運転者には認めてはいけません。罰則をかすべきだと思います。警官も自転車の取締をやるなら、ながらスマホの取締を強化すべきです。ここでもルールを守る我々は弱者です。
スマホを生まれた時から使う世代と我々世代との関係でも我々が弱者になります。
今の時代は昔の時代とは違い弱者になるのは時代を嘆いてしまう我々のような人々です。なんとか自分にフィットするやり方を見つけないといけません。誰もなにもしてはくれません。自分で適応していかねばだめなのです。我々は弱者になったと自覚する必要があるのです。