また一歩踏み出す為に起業して25年を振り返っています。色んな事が大きく変化してしまいました。中国の発展の速さ、ネット取引の浸透、SNSの普及、新興企業の台頭などです。販促品の取扱いは中国で生産し、ネットで価格がオープンになった時から撤退し始めました。自分で製作出来るもの以外やりません。
印刷関連もネット通販が盛んになって来ていますので名刺に絞りました。名刺の専門店、名刺屋になりました。そして「ことばの名刺」である「闘う名刺!」広めていく道を選択しました。「闘う名刺!」は出来ることを、想いを言葉化して表明する名刺です。今はこれに集中しています。
とにかく小商いをしていると変化に対応していくか、がんこに動かぬかを判断していかねばなりません。誰もどちらが正しいかは教えてくれません。そこがつらいけれど、小商いの醍醐味なのかもしれません。自分は変化を選択しました。取扱を絞り、そのなかで新しい試みをすることにしました。それが「闘う名刺!」です。
25年の間に解ったことは誰かが製作した商品を売る時代ではなくなってしまったということです。他国で安く作った商品では利益がでなくなったということです。かと言って設備に金を投資しても元を取ることができません。自作したものを共感してくれる人達へ売る時代だと思います。
競争は大企業のやることです。真似ることはありません。自分は共感してくれる人に利益がでるようなノウハウや商品を売るようにします。儲けが大きいに越したことはないのですが家業としてやっている小商いですから仕事が楽しくなくては意味がありません。共感してくれる人達を探し出すのが営業です。