先日名刺の有効活用①でふれたのですが、セカンドコンタクトについて考えてみたいと思います。名刺を配るのは一回目だけと思っている人がほとんどだと思いますが、実は二回目がとても重要なことなのです。
初対面の方に名刺交換をさせていただいて物事がとんとん拍子に進むほど浮世は甘くありません。初対面の名刺交換はいわば風習ですから、会話で言えばこんにちはです。そしてこれからご縁があればなんらかのお付合いをお願いしますということです。ですから初対面で売り込んでくる人は信用されません。
そりゃそうですね。こんにちは、これ買って下さい。は日本の社会ではありえません。要は初対面は第一印象です。そこを注意してください。それで十分と思って配って下さい。その上「闘う名刺!」でしたら、あなたの想い、出来ることが書いてある訳ですから、それこそが名刺という精読率の高い媒体の強みなのです。
さてそこからが大切です。あなたの想いを、出来ることが相手に必要かどうかを確かめねばなりません。昔なら電話や飛び込み訪問なのですが、今はメールで名刺交換させていただいたことをきちっとした文章(自分の言葉)で伝えればいいと思います。文章は又の機会に書かせて頂きます。
そうすると相手からなんらかの応答があります。返信がこないというのも一つの応答です。気のない相手に時間を無駄に使う必要はありません。自分は挨拶を送ったのだから、なんの無礼なことはしていないのですから、あなたは立派に浮世の常識というもの果たしています。
その中でちゃんとした人や会社がわかります。その人達とのご縁こそ宝物です。そしてセカンドコンタクトをとります。すでに初対面の名刺交換という儀式はすんでいます。つぎのステップに進んでいきましょう。そうですセカンドコンタクト用の名刺です。次回はセカンドコンタクト用の名刺について説明したいと思います。