名刺を配らないという選択?

 名刺を配らないという選択について考えてみました。最近、役所などの応対をみていて思うのですが、こちらが挨拶で名刺をだしても社員証を胸に見せての対応をします。非常に無礼な感じがするのですがこれがこれからの常識なのでしょうか?まさに責任を負わないという宣言のように感じます。これは地方の役所だけなのでしょうか?

 一般の会社でもIDカードを首からぶらさげている人が普通にみられます。会社の出入りの管理でしているのはわかりますが、館内だけならいいのですが食事や他の外出の際にもぶらさげているのはどうなのでしょうか?あれも立派な個人情報だと思うのですが。

 名刺は個人情報だから一般のお客様や来場者には配らないという態度は責任を取りませんといっているように感じませんか?先ほど書いたように、せめてこちらが名刺交換を希望している時には応じるのが常識にしてほしいと当事者や幹部にも考え直してほしいものです。

 名刺は個人情報の塊ですから、相手に対しての責任感をもてるのだと思います。学生時代に名刺交換のセミナーなどをやります。それを聞いているのと実社会があまりに違うのはおかしいです。せめて、先輩たちがそれは違うよと注意をできる社会にしなければなりません。

 名刺は効果のあるコミニケーションツールなのです。使い方しだいで大きな効果を期待できます。そして誰もが簡単に自分のこと売り込まなくてはならない時代です。働き方改革は待ったなしです。超高齢者社会は目の前にきています。今安く簡単に作ることのできる名刺を使わない手はありません。首にぶら下げているのではなく配りましょう。