名刺交換というのは、ビジネスで初対面の挨拶として「ちょうどいい」習慣です。ということは何度も書いてきました。紙きれ一枚でも、その方の名前、会社、連絡先といった個人情報が書いてあります。今時ですと個人情報の交換なのですから余程、注意をはらわなければなりません。
名刺は不思議な道具だと思います。社長と新人が普通に交換しあえるのですから。名刺の特徴の一つに、余程の変わり者でなければ受取ってくれるという特徴があります。あとで処分されるにしても受取ってくれます。その上、相手方の名刺を頂戴できる可能性が大きいのです。すごいことだと思います。
また名刺は精読率の高い媒体です。他のもので手渡した時に相手が精読してくれる可能性が非常に高いものはないと思います。人間の能力のスゴサは一瞬のうちに自分にとり必要か、否かを判断することです。きっと自分でも体験があると思いますが名刺交換をした時のインスピレーションってありませんか?
昔ですが、アメリカの全米トップをとったセールスマン。保険か自動車だかは忘れてしまいましたが、あなたがビジネスのツールを一つだけしか持てないとしたら何を選びますか?という質問で「名刺」と言っていたのを記憶しています。それだけ利用価値のある武器、ツールなのです。
なのに名刺は軽んじられている気がしてなりません。時代が変化してスマホやネットやメールで仕事が進むことも多い日々なのは解っています。でもこれからは日本でも外国人が増えていきます。ビジネスの取引も多岐におよびます。人と人が会うことも、今の時代だからこそ大切だと思います。
名刺は人と人が縁を結ぶ時に「ちょうどいい」ツールなのです。それを工夫して使わないのは本当にモッタイナイことではないでしょうか?今までの常識にとらわれず新しい工夫をした名刺を創りましょう。そのひとつが「ことばの名刺」である「闘う名刺!」なのです。