名刺には当たり前ですが裏と表があります。表にはお名前、社名、連絡先が一般的に書かれています。裏はまちまちです。無地の人もいれば、支店網の連絡先が記されているもの、英文表記のもの、地図が入っているもの、商品を載せているものなど様々です。
表はあまり騒がしくするといろんな場面で名刺交換をする際に使いにくいことがあります。気にいったデザインで好印象をもってもらうことを中心に考えるべきと思います。見たからに売り込みたいという名刺もありますが、この時代にあいますか?自分がもらったら、ちょっと引いてしまいます。警戒心がわきます。何か売りこまれてしまうのではと。
それに冠婚葬祭では出しづらくなります。写真や似顔絵が表に入っていると、内向的な自分だとやはり引いてしまう気がします。ただし、仕事をしている写真は良い感じです。何か伝わってきます。ちょっとした事なのですが55×91ミリの小さな世界ですから余計に気になってしまいます。
名刺の特徴のひとつに名刺交換した相手の名刺の精読率の高さがあります。これは重要な事です。人の能力のスゴサです。一読して記憶するわけですが、すべてではないはずです。自分の興味を惹く表記を一瞬にしてインプットします。ですから良く考えて名刺を創りましょう。
裏面のスペースを大切に使いましょう。両面刷りだと若干割高にはなりますが、創りこんだ内容なら十分に元がとれるはずです。自分はそこに想いや、出来ることを記載しています。いわば言葉の名刺です。先ほど書きましたように名刺の特徴である精読率の高さは言葉の名刺には大きな意味がでてきます。
もし名刺なんか後ですぐ捨てると言う人がいれば、そういう方と付き合うのは時間の無駄なので相手にしないほうが得策だと思います。あなたの想いや出来ることをインプットしてくれる相手を大切にしましょう。そしてそのインプットにも時間の制限があることも理解しておきましょう。名刺交換のあと必ずアポイントをとることがより効果的なのは言うまでもありません。