世間では「働き方改革」のことが取り上げられることが多くなってきました。今度は政府が本気になりかけているようにも感じられます。良く言われるのは加重労働が増えるのではないか?とか、経営側に有利なのでは?とかの議論をしているのを見聞きします。はっきり言って、絶対はありませんし、我々がどうあがいても落ち着くところに落ち着くのが世の中でしょう。
かといって何もしないで良いのでしょうか?そんな訳にはいきません。書店に行くと関連書籍や雑誌がたくさん並び始めています。多くは副業、起業、Wワーク、フリーランスの働き方や薦めのもののようです。日本の場合は起業に無関心な人が73%(経産省2017の調査)だそうです。やはり会社に籍を置き、副業やWワークというのが主流になる気がします。
アメリカなどではフリーランサーとして働く人が労働人口の1/3(5500万人)いると言われています。この差が良いか悪いかではなく、日本もそうせざるおえないところに来ているのだと思います。日本的経営や社会制度はこの数十年の間に、様変わりしました。終身雇用、年功序列、社内制度、年金、退職年齢など、考えている間もなく変化してしまいました。
ですから「働き方改革」といっても時間がかかると考えない方が良いと思います。動き出せば歯止めは効きません。他人の出来ごとと受け止めず自分のことと、誰もが考えておくべきです。どの年齢にも、そして男女も関係なくありうることなのですから。
そんな時、何から始めるのでしょうか?まず自分がこれからどうしたいのか、想いがあれば「闘う名刺!」を創ってみることをお薦めします。「闘う名刺!」は会社から渡される一般的な名刺とは違います。一般的な名刺は会社が主であなたは従です。「闘う名刺!」は、あなたが主で会社は従です。そして何よりもあなたの想いを、出来ることを表明する名刺なのです。あなたが世の変化にいつでも対応することができる覚悟のあかしにもなります。