パソコン、SNSなどが急速に普及した現在は昔より人と会う機会が減ってしまったのは確かです。昔といったって10~20年くらいのことです。自分も世間にならったやり方で仕事をしているのには驚きです。
営業でいうと間違いなく飛び込み営業や根性主義は少なくなりましたね。効率もよくありませんし、人がついてきませんからね。僕等の時代とは様変わりしました。長時間労働も休日出勤や夜討朝駆け的営業も接待も問題にならなかった時代です。時々過労死などの記事で労働時間がでていると自分たちもそういう状況だったと思いだされます。
人と会って打ち合わせて仕事をするパターンがメールやラインのやり取りで行われてしまいます。それが当たり前になっています。時々なんでこれがメールで済むのかと不思議に思うことがあります。でもそれを良しとしている上司や会社との取引をしているのですから、こちらでおもんばかるしかありません。
こんな時代、人と人が会って挨拶するチャンスがあれば、それこそ貴重な時間ということになります。そのとき名刺交換をしますね。この習慣はいまだ残ってくれています。きっと人にとっては丁度いい習慣なのだと思います。機械でなく人同士が紙一枚でも交換し合うというアナグロな行為がいいのではないかと思います。自分が取引しているのは人なんだと感じられるからです。
友人が会社で隣の同僚からメールがくると言っていました。話せばいいのになぜでしょうか。そういえば最近お客様のオフィスに伺うと静かな感じはします。昔のはオフィス騒がしいところが多いようでした。よくワイガヤとかいって議論していた会社もありましたからね。会社への帰属意識も高かったと思います。経営者もリストラは最低の経営と考えて取組んでいましたから。
昔のことを書き過ぎました。言いたかったのは人と会う機会が減った今、より名刺交換を効果的に考えましょうということです。