谷根千、アメ横を散歩

きのう谷中・根津・千駄木そして上野というルートで散歩してきました。テレビや雑誌でよく取り上げられる場所ですが、ぶらーっと散歩したことがなかったので梅雨もきのう早々と記録的に明けたということでしたので、暑さを承知で出かけました。

まずJR日暮里で降りて西口より歩くとすぐに夕焼けだんだんという場所で、昼に来てしまったので景色を一望して谷中通り商店街にはいりました。自分は小商いをしていますから、小商いの店を観察してしまうクセがあります。今回は下町のお店はこの時期どんなかな?という興味もありましたので、ここに来ました。

商店街のお店でメンチコロッケを買いました。おいしかった。ぶらりしてみるとアイス、かき氷の店は外人さんで混んでいたのでたこ焼きで生ビールにしました。たまには昼からビールもいいですよね。ここは猫が多いと聞いていましたが、この暑さの中いるのは人だけでした。残念、動物は正直です。猫のモチーフの雑貨はたくさんありました。昨今の女性は猫好きが多いですね。

商店街自体はびっくりするほど特徴があるとは思えませんでしたが、イメージづくりが上手なんだと感心しました。残念な事に行き先の案内があまりなく、ゴミ箱が少ないのはちょっと残念でした。我々のような高齢者も外人さんもわかるようなサインがあれば良いのになと思いました。

ちょっと道に迷いながら根津神社で茅のわくぐり(健康祈願)をしてお参りをして喫茶店で一服し、不忍の池でボート、蓮をながめてから上野へ、そしてアメ横商店街から御徒町より帰途にという段取りでした。やはりアメ横のにぎわいはすごいですね。観光客アジア系、ヨーロッパ、アメリカと色々な人達が楽しそうに食べながら見て回っていました。縁日のような雑多なところに魅かれてしまうのは、昭和の人間だからしかたありません。

昔、学生時代ですから40年も前の頃はこんなに外人はいなかったと思い、インバウンド消費ってすごいなと改めて感じさせられました。それとこの観光客を他のエリアでも、もっとこの街とは別の日本としてきてもらえるようにしなければダメだというのが実感です。観光で来ても日本の日常いたいなものでも外国人にはカルチャーショックみたいなことがいっぱいあるでしょうからこちらも特別なものではなく日常的な習慣をアピールしていくことだと暑い中、電車のなかクーラーがきいた車内で考えながら帰ってきました。