何者かを伝える

肩書き、資格、役職、キャッチフレーズなどについて思うのですが、今まで当たり前のように使われてきたものも考え直す必要があるかもしれません。もちろん会社の職責を記載しているのですから必要のものなのですが、もう少し相手に何をする人なのか解るほうがいいのではと感じるからです。

これから働き方改革を国の政策として機能させるならば、副業・Wワーク・起業・フリーランス等の人が増えることになります。そうすると企業の誰かではなく、何をしてくれる人ということが注目されると思います。つまりお客様にとって、あなたは何者かを表現する必要があります。

その時に肩書き、資格、役職、キャッチフレーズを上手に利用することを考えましょう。自分のメモの中にあったのですが、新聞の記事だったと思います。書いていた方もメモをしていなくて申し訳ないのですが、心に響いたものがありましたのでご紹介します。

居酒屋の店長に渡された名刺で心の洗濯屋と肩書きにあったそうです。また魚屋さんが新鮮魚お届け人、料理長が味の保証人、布団屋さんが眠り屋としていたと書いてありました。普通に店長とかシェフとかあるよりこちらの方がグットひきつけられますよね。

最近の傾向としてはコンサルタント、アドバイザー、コンシェルジェ、コーディネーター、ライターなどカタカナの肩書きを良く見ます。これらも素敵なのですが、もうひと工夫してみたらいかがでしょうか。きっと相手とコミュニケーションが緊密になるのではないかと思います。

よく資格を記載されるのですが中には何をする資格なのか解りにくいものもあります。何の為の資格で何が出来るのかをかかれた方が相手に親切だと思います。名刺は相手に最初に手渡す自分の紹介状みたいなものですから工夫が大切です。あと今は○○の専門家、とか○○の研究会、研究所というのも良いと思います。名刺交換の相手には○○に詳しい専門家という印象をもってもらえますから。