昨今の名刺のフォントについて考えてみました。特別にこの書体が増えましたというのではありません。文字が小さく細いのはなぜでしょうか? 若い人が制作し上司はそれを良しとしている? そんなことないですよね。とにかく小さく細い、テレビでハズキルーペ(拡大鏡)のCMがたくさん流れているので自分だけがそう思っているのではないと思います。
世の中は高齢者社会で老眼の人が多いはずなのになぜでしょうか。不思議です。ことによると若い人達からのイジワルですかと思うほど名刺も印刷物も小さく細い文字が使われています。デザインのことだけなら変えたほうがいいですね。せっかく手元にきた文字が小さくて見えずらいとイラッときますから。悪い印象しか残りません。ひいてはカッコウばかりの相手を気にしない人間にまで思われるかもしれません。
あんな小さな細い文字なら、女子高生が使うような丸文字や絵文字のほうが可愛いだけマシだと感じるくらいです。話はとびますが古代文字は魅力的ですね。どうせ読めないような文字ならいっそ古代文字にしますか。
いつからこんなになったのでしょうか? つい最近まではユニバーサルデザインとか言って年金関係の書類やなにかにユニバーサルデザイン(UD)を使うとか、高齢者だけでなく障ガイを持たれている方の為にもいいというので、国や自治体も動いていたと思っていたがどうなったんだろう? 文字もみんなの書体とか話題になった記憶もあるのだけれど? 今日は?が多すぎてスミマセン。
英文の名刺を見ると文字は小さく細いかもしれません。それのほうがデザイン的にクールということになり、グローバル化ということもありデザイナーさんがそうしたのだろうか? 海外で使うならともかく日本国内では、せめてハッキリ見える大きさにしましょう。おもてなしの国なのだから、拡大鏡をつけなければわからないような大きさの文字やフォントはやめましょう。名刺は読めてなんぼの世界ですよ。