昨日も新聞の一面に70歳まで定年延長を議論し始めたことがでていました。もちろん働き方はそれまでのものとは変わるでしょうが、今のままでは国のシステム、年金や社会制度が立ち行かないということなのです。色々な意見があるのは知っています。海外の若い人達を招へいしたり、AI化を進めるとか、女性の社会進出をすすめるとか言われていますよね。
すべてやればいいんです。日本の高齢化は世界のモデルケースです。人口が一億を超える国の人口政策と社会システムを未来のモデルケースとして提案していくチャンスととらえた方が良いと思います。
そのなかで副業、Wワーク、フリーランス、起業と色々するのが当たり前のことにしていけばいいと考えます。周りをみても元気な年寄りのほうが多いです。団塊の世代の人達はどう考えているかはわかりませんが、年寄りの遠足みたいに、みんなで、ぞろぞろ名跡を巡る位なら働きましょうよ。数の力をもつ世代なのですからこれからの世代のためにも新しい常識を作って欲しいのです。
やはり団塊の世代というのは影響力が大きいのです。70歳前後のこの世代が75歳、80歳と元気で働く社会ができればすべてのこと、常識を変えていくことができます。AIだってIoTだって何だって使えるものはすべて使えばいいんです。
新しいチャレンジをしている国が日本であって欲しいのです。戦いに参加して世界貢献をしたり、国連の常任理事国になるより世界でモデルとなりうる特異な考えかたをする国のほうが良いのではないでしょうか。明治維新から150年坂の上の雲をめざしてのぼってきた訳ですが、戦争で谷底に突き落とされてしまってから、又皆で高度成長をして駆け上った坂の上です。こんどは坂の上でなくても普通に歩いて行きましょうよ。立ち止まらなければいいのです。新しい常識を作って行くことにチャレンジしていきましょう。