心のことも忘れずに

中国では2035年というから17年後に自動運転だけの自動車の都市ができあがるのだそうだ。世界の自動車メーカーや関連業界も当然参加していく。シンガポールではすでに色々な未来技術が国全体で社会実験可能となっているので各メーカーが進出している。スウェーデンでは現金を持ち歩かない社会ができている。

技術の進歩はわからないうちに世界で進んでしまっている。まだ先のことと思っていたことが半年後には常識となり、今までの常識は非常識となる。日本も含めてだが何か忘れていないだろうか?人間の為につくる社会ではないのか?AIに市民権が与えられてAI有利のシステムが出来ているのだろうか?まさにクエッションである。これらの先進技術をけん引する国々(日本も含めて)は人間をどう考えて幸せに導く理念があるのだろうか。

昨日のニュース番組でメジャーリーグのエンジェルス大谷さんが注目を浴びているが、アメリカのある記者がベンチでの彼の行動にスポットをあてていた。それはメジャーの選手がヒマワリの種をはきだしているのに対して彼は紙コップに捨てていた。その行動を彼の人間性の紹介としていた。これは実家の子どものころからの躾だと思うが、今の日本はどうなのでしょうか。昔と同じように継続していてほしいのですが。外国の親は躾なかったのでしょうか。

最近は日本でも歩きスマホや電車内での飲食などが目立ちますから、気をつけたいものです。やはり心の問題はおきざりにしてはいけません。AIに任せるのではなく人間が解決すべき問題です。人間が作るものはAIも作れるはずです。だからこそ人間がもつ感じ方、味があるとか、あいまいさ、バカな行動なども、スル―しないで考えてみることも必要なのではと思っています。

 

 

小商人の覚悟

小商いは自分のライフワークみたいなものです。でも、あまり深く考えているわけではないのです。ですから皆さんに特に薦めることはしません。自分は昔から小商いというか、自分で何か作ったものを売りたかっただけなのです。

自分でやるのは面白いのですが、大変な事も多いです。あたりまえですね。世の中が自分の生まれ育った昭和の時代とは様変わりしてしまいました。平成は来年で、次の年号に変わります。新しい時代に、どんなことがやって来るかを想像すると楽しみな半面、不安ばかりです。

あたりまえになった常識が、まだ腑に落ちないという感じありませんか。例えばスマホ。電車でも歩いていても、子どもを自転車に載せていても皆やっています。危ないと感じても皆やっている現実が不思議です。他にも色々ありますがきりがないのでやめておきます。

歳を重ねて、老いたことも差し引いても何かが変だと感じています。そのなかで新しい時代を迎えて行くのですから、色んな情報があふれている時代に何を選択して何を捨てて行くかが大切だと感じます。「あきらめる」ということも悪い意味でなく必要な時代になるのかもしれません。

小商いの核になるのは、自分の心の指針です。商品やサービス、技術はもちろん重要です。でもそれを変えていくことも考える必要があるかもしれません。今までの常識は常識でなく、それに代わるものも短期で次にでてくるものに取って変わられる。そのスピードが速い。段階を踏んで進むのではなく飛び越して進んでしまうのです。

今まで必要だと教えられてきたことが、明日から書きかえられてしまっているということが平気で、あちこちで起きています。人が中心の世界が崩れ始めているのかもしれません。変えても対応できることと、どうしても変えられぬことがあります。小商人は、それを抱えて生き抜く時代になると覚悟をしようと思います。

 

 

コーヒータイム

この間テレビでコーヒーの話が取り上げられていました。自分もコーヒーはお茶より飲んでいます。いつ頃からこんなに日本でメジャーな飲み物になったのでしょうか。番組ではファーストウェーブからセカンド、サード、今はフォースウェーブなのだそうです。

子どもの頃はネスカフェのインスタントコーヒーにミルクと砂糖をたっぷり入れて飲んでいました。あれが普及期だったんでしょうか。宣伝は違いがわかる男というフレーズを記憶しています。それから学生時代になると喫茶店、純喫茶に友達とたむろして過ごしました。何かちょっと大人になった気がしました。

その次は会社に入ってから、現場でも休憩室でも自動販売機の缶コーヒーをやたらと飲んでいました。自動販売機の普及もすごい勢いがありました。そしてスターバックスやドトール、タ―リーズなどのコーヒーショップの時代がきて、コンビニのコーヒーも定番になりました。

自分たちはコーヒー好きにされたのかもしれませんね。最近の商店街にはお茶屋さんは少なくなりましたが、コーヒーの焙煎店はどこでもみるようになりましたね。今度は味だそうです。当たり前ですが、あまり有名な産地でないところの貴重な豆を商社が開拓しているそうです。自分などはコーヒー好きですが味音痴なので申し訳ないが飲んでみたいとは思いました。一回はね。

コーヒーや紅茶が日本で広まったのは明治のころだと思いますが、自分の興味はその時コーヒーカップを作った日本の窯元がいたことに興味をそそられます。それまでは湯飲み茶わんを作っていた職人さんが、どんな気持ちで作ったのでしょうか。コーヒーカップの歴史は調べてみたい。今は残念ながら思っただけですが、現場にいってみたいです。

そういえばNHKでなまえの話をしていました。コップとカップの違いのことを話していましたが英語だとカップと発音しますがオランダ語ではコップというそうで、日本では鎖国時代に言葉が入っているものはオランダ語が多いのですかね。カップは持ち手のあるもので、コップは筒状のものだそうです。あまり考えてみたこともないのですが色々な観点でみると面白いものですね。

価値について考えてみた②

つい最近、東大の学生食堂の改装で東大出身の画家の壁画が捨てられたそうだ。金額は1000万相当と言っていたが豪気なものだ、さすが東大?

捨てる指示を出した人も、解体した人も、見ていた人もその絵に価値を感じなかったのだろう。もし価値を感じる人がいれば捨てるなら自分が貰っても良いかとかの申し出があるだろうから。これが世間的に有名な絵だと違ったのかもしれない。自分も無学でその画家のお名前は存じ上げなかったので、彼らと同じだが対応は違ったと思う。もう少し確かめるだろう。

しかし価値と言うのは不思議なものだ。それを必要とする人にとっては金にいとめをつけないし、不要な人にとってはゴミ同然となる。これがその人の趣味、感性などの内的要素から欲しいという価値がある場合と世間の金銭的価値をつくる認める組織でつけられた価値なのかが解らなくなっているのが難しいところだ。

本当の価値は人それぞれで違うのに、みんな同じ価値の基準を押し付けてはいけないと思う。それが裸の王様の始まりだから。でも今回のケースは昔からそこに展示されていたというから、配慮のなさは感じてしまいます。題名は絆といっていたので当事者たちにとっては絆という価値ができるかもしれませんね。

世の中では生きて行く為に必要な価値を取引して暮らしているのだから、価値ということをもっと考えた方が良いのですね。ただ誤魔化される価値も色々ありますから気をつけなくてはいけないですよね。世界的な価値であると思っていたノーベル賞もおかしな行為をするし、おかしな候補者の名前も出ているしね。やはり価値については自分自身で、何に値があるのかを決めて生きて行くことのほうが幸せなんじゃないだろうか。金にはならないけれど精神的にはそのほうが、大きな価値を得られる気がします。

 

 

 

「ことば」を選ぶのはむずかしい

自分の「闘う名刺!」を見直しています。歳を重ねるばかりで進歩がないのがよくわかります。今年後半には小商いも26年目に入ります。第二の創業のつもりで行こうと思い見直しを始めました。

闘う名刺!は言葉の名刺です。想いを、出来ることを言葉化して伝える名刺です。言葉に自分の想いを込めるのは簡単ではありません。ましてそれが相手にちゃんと伝わらなくてはなりませんからね。2年前ぐらいに読んだ本「言葉にできる」は武器になる。(梅田悟司氏署、日経出版)のなかで「言葉が意見を伝える道具であるならば、まず、意見を育てる必要がある」と言っていました。まさに同感です。

それと、考えているのではない。頭の中で「内なる言葉」を発している。ということが書かれていましたが、その通りでその内なる言葉を名刺に言葉化していかなければならないのです。

自分はこれから高齢者となりますから、小商いのやりかたもそれに合わせて変化が必要になります。それを大変と捉えると前にすすめません。変化を面白がる気持ちでいくことにします。老いても出来ることはたくさんあります。周りにご迷惑をかける様になった時が閉めるときです。まだかなりあるとは思いますが、これは自分で決められないかもしれませんね。その覚悟だけはしておくことにします。

さて、これからやりたいことは「闘う名刺!」の概念、考えかたが社会でなじんで常識になるように広めることです。今までのように自社で請負う必要はないと思います。この趣旨の名刺が名刺の当たり前になることが望みです。むずかしい挑戦なのですがやっていこうと決めました。

それにはもう一度、言葉のなかの想いをくみ取る感覚を勉強しなければならないと感じています。そして相手に本当にピタッとくるものを提案できるようになれねばと思います。言葉の仕事は面白く、一生できるが、老いても自分の内なる言葉が発せるように意見が育つ工夫をしなければなりませんね。

 

 

 

 

 

 

 

 

闘う名刺!の話⑥(デザイン)

今、自分の闘う名刺!のデザインを再度考えています。現在使用している名刺のデザインは2年前ぐらいに創ったものです。タテ型ヨコ書きのパターンです。もちろん気にいっています。自分の場合、表面は一緒なのですが、裏面は3種類ぐらい作ってあります。名刺交換される方により伝えたい内容が違う場合の為にそうしました。最近考えている内容が少し変わりましたので新しいデザインも配りたくなりました。

名刺屋ですから今まで何十回も制作してはリニューアルしてきました。若いころの名刺は文字が小さいですね。デザインもかなり背伸びしていたようです。だんだんに出来ることを書き始めました。でも何か遠慮がちでした。ずいぶん違うものだと思います。

今度のデザインを考えるにあたり、色々なデザインをネットで参考にしてみようと見るのですが、何か自分にはピンとくるものがありませんでした。デザイン的には素敵なものはいっぱいありましたよ。あくまで自分のピンとくるものです。内容も言葉化も決まっています。あとはこの数年このデザインで配りたくなるものを考えています。参考にするのは色とフォントとバランスです。

昭和の人間なものですからネットより紙媒体の本、世界の名刺コレクションなどを見ながら楽しく考えています。どうも紙を手にとって見た方が落ち着いて考えられるんですね。この時代に笑っちゃいますよね。でも名刺自体がそういう特性の商品、小道具、武器ですね。

今度制作しようと思っているのは、とにかく単純化してみたいと思っています。なにを省くかを考えると中々と悩みます。名刺の裏表の中に自分の出来ること、やりたいことを表明していますから悩みます。どう伝わるような言葉にするか、これから先誰に一番伝えたいのかを考え創ります。言葉について勉強しなければならないですね。やることは多いです。

 

闘う名刺!の話⑤

闘う名刺!は内向的な自分が小商いを始めるにあたり、どうすれば名刺を配りたくなるかを考えて創った名刺です。積極的な人達から見たら何でそんなことを悩むのかと言われるでしょうね。数を配れば良いんだよって。それが中々出来ないのが内向的な性格のもどかしいところです。

まず考えたのは小商いを始めたこと知ってもらおうということです。挨拶状を出しただけで知らせた気になったらダメだと思います。とにかく一度挨拶に出かけることです。そして名刺交換をしてくることをお薦めします。するとそこに色々な現実が見えてきます。良いことも悪いことも当然あるでしょう。それでも実践が始まったのです。夢想ではありません。何かが動き出したのです。

今の日本は縮小社会です。人口は増えません。むしろ若い働き手は海外に出て行く時代なのです。中国ばかりでなくベトナム、タイなどアジアの国々は昔の日本のように成長が始まりました。国内は高齢者が増え、観光客や海外からの働き手が多くなります。人は何か物を買ったり、サービスを受けるとき、なるべく信用できる知り合いを探すのではないでしょうか。だから相手の知っている人になりましょう。みんな失敗したくないのです。

その為には「闘う名刺!」が有効なのです。自分は何ができるかを、言葉化して伝える名刺なのですから。そして名刺交換をすると、あなたは相手の知っている人になっています。例えば誰かにパソコンの修理を頼みたいと思った時、できれば名刺交換をしたことのある人に話を聞きます。もちろんネットで検索して色々調べれば無数にあります。でも一度、名刺交換をしているという事実は強いものです。

これからの日本で生きて行くには闘う名刺!を創り携帯しておくことが強みになると思います。スマホで連絡先などの交換は出来てもあなたの持っているイメージ、オーラみたいなものは伝わりません。名刺交換はアナログな行為ですが何かが伝わります。人間の未知の領域を信じましょう。

 

 

 

 

 

闘う名刺!の話④(こんな人に)

闘う名刺!を使って欲しい人を考えてみました。大谷翔平さんや明石家さんまさんには名刺はいらないですよね。みんなが名前も顔も仕事も知っていますからね。すごいことですね。政治家は手段として名刺を使います。何人か頂きました。

一流会社、有名会社といわれる所に所属されている人も今の名刺で十分だと思われているでしょう。これから働き方改革などの社会常識の変化が広がると副業、Wワーク、フリーランス、起業などをする人には新しい名刺が必要になります。闘う名刺!は一般の名刺とは異なり、出来ることを言葉化した名刺ですから、新しく作られる方々には役にたてるはずです。

名刺を2つ持つことになる人も増えることになります。会社で使う名刺は会社で貰いますからタダです。2つ目の名刺は自腹で作るはずです。会社の名刺は会社の信用、会社の名前が使えます。2つ目の名刺は自分の信用、名前で勝負する名刺ですので真剣に自分で考えて作る必要があります。

積極的に名刺を配れる人、名刺交換がどんどんできる人は今まで同様の名刺で自分が気にいったデザインのもので十分かもしれません。でも、自分のような内向的な性格で一歩踏み出すことを躊躇してしまうような人達はどうでしょうか。今までのような名刺では前記の人達と勝負になりません。

そこで考えたのが「闘う名刺!」です。これはデザインもありますが、一番の核は自分が何を出来るのかを言葉化したものです。その作成の過程で自分の本当に出来ることを見つめなおし、納得してから言葉化する訳です。ですからとにかく配ることを第一に、配りたくなるものを作りましょう。

自分も25年前に小商いを始めてから名刺は何度作っては、作り直しを繰り返したことでしょうか。そのなかで思ったこと、経験したこと、役に立ったことを営業という立場から考えて自分が配りやすい名刺を創りこみました。名刺と一口でいいますが基本があり、やってはいけないこともあります。そんなことをこれから紹介できるようにしていきます。

たいしたもんだ。

4/6のブログで松坂投手の先発登板の時にパワーストーンをつけていて、それがターコイズ(トルコ石)だったということを書きました。ターコイズは鮮やかな青色のイメージから宇宙をつかさどる石と言われていて、強い守護のパワーがあり、身につける人に勇気と行動力を与え、自己実現を達成させる力もあり、注目されるときに最適なのだと書きました。かなり目立つ石です。

それ以来つけていませんね。やはり松坂クラスの修羅場をくぐりぬけたつわものでもあの時は何かに頼りたかったのだろうと、臆病な自分は勝手に想像しています。もちろん邪推を確かめた訳ではないのでご勘弁下さい。僕など何か困ったことが起きるとすぐに弱気になり神頼みしていますからそんなことを思ってしまうのですね。

話は変わりますがメジャーに行った大谷君は凄いですね。投手と打者の二刀流はもちろんなのですが結果を出していますからね。今日は打者の日で、なんと4番でした。こういう23歳っているんですね。うらやましいとも思わぬぐらいの才能です。彼ぐらいの年齢の時はパワーストーンも必要ないのかもしれませんね。

還暦をすぎた僕等からみるとマブシイ限りです。体力の衰えを感じる今日この頃ですから若者が活躍している姿は、嬉しく、うらやましくなります。野球でも相撲でも卓球、フィギア、将棋でも色んな分野で若い人が活躍しています。特に最近は目立ちますね。世界で活躍できる体力、能力、技術をもっているし、精神力も素晴らしいです。

でも思うんですが、歳をとることも悪いことばかりではないと思いこもうと考えています。経験は人をずるくするのです。若い時のようなことはできませんが、何かに頼ってでも生き抜いていくことが必要なことを学びます。パワーストーンでもお守りでも、ジンクスでも何でもいいじゃありませんか。心が生きやすくなれば、しめたものです。そうだ今日は週末だしスポーツ観戦でもして酒に頼って、ゆっくり寝てしまおう。

 

 

闘う名刺!の話③

「闘う名刺!」は配りたくなることが大切なのです。名刺は名刺交換してこそ意味があります。飾りではないのです。では、どうすれば配りたくなるのでしょうか。

自分の場合は配ると相手に何らかの反応があることがうれしいのです。それと、デザインや言葉化した内容が気に入っていて誰かに早く伝えたい場合です。配る場は個々人マチマチですから、自分で工夫するしかありません。誰でもカッコイイ名刺を作りたいですよね。美的センスもマチマチですから気にいったデザインテンプレートを持つ業者から探せばいいのです。

自分はどこで作られてもいいという立場です。ただ基本を知っているのといないとでは自分の意図とは別の何かができてくると思います。闘う名刺!を創るにあたってこれだけは注意して欲しいということをまとめてみます。

①文字の大きさを細かくしすぎない。いくら気にいったデザインでも相手のことを考えていないものはダメです。

②ごちゃごちゃしすぎない。あれもこれもやっています的な作りのものは折込み広告のようで、うるさく感じるようです。

③むずかしい言葉、業界でしか解らない言葉はさける。解らないところは見てもらえないと同じ事です。

最低この3つは気をつけた方がいいです。闘う名刺!は相手に自分の出来ることを言葉化して伝える名刺です。どうしても自分の想いをたくさん載せ過ぎることが多くなる傾向があります。

仕方ないですよね。名刺は一般的には住所録みたいなイメージですからね。想いを名刺で言葉化して伝えるなんて少数派の名刺ですから。でも、きっちり創りこむと良いものが出来ます。早く配りたくなります。それには回り道かもしれませんが名刺の最低限知るべきことを頭にいれてください。そうすればネットでも印刷通販、文具通販のどれでも安くて自分の想いの入った名刺が安く手に入れることができます。