未来の名刺はどうなる?

名刺のいらない世の中は近いのだろうか?社会にでると、だいたいの人が名刺を持つことになる。昔、昭和のころと比べるとずいぶん変わってはいるけれど、名刺交換というビジネスでの習慣はなくなっていません。内容、デザインはともかく習慣は健在です。

先日テレビで見たのだが、脳にICチップを埋め込むようになると、相手に対しテレパシーのように情報を渡すことが可能だそうです。確かに、今はIoTが話題ですから次に来てもおかしくないと思いました。そしてその情報はクラウドで保管するので、個人の経験や想い出までが、他人に渡せるというのです。そら恐ろしいと思いました。しかもその実験を数十万規模で始まっているとか言っていました。信じるか信じないかはあなた次第ですと。

もしこうなれば名刺は当然のように消えていきます。他にも色々なものが消えていきます。真偽はわかりませんが、世の中が大きく、大きく変わりだしていることは間違いないでしょう。今日の常識が明日は非常識になるかもしれません。それでもその世の中をただよっていくしかありません。今ある道具で生きていくしかできません。

だから工夫するしかありません。名刺交換をして多くの人達とナマで出会い、自分に有益な人と繋がって行くことです。その為の役に立つ「闘う名刺!」を広げて行こうと考えています。

若いころ文具関連の会社で仕事をしていた時に売れていた商品、カーボン紙やビンに入ったインク、ペン先、砂ゴム消しなどは見なくなりましたが形を変えて、用紙が工夫されたり、ボールペン、シャープペン、消せる何かになったりしています。ポケベルも携帯になりスマホですから、与えられている役割がなくなるのでなく違う形になり生き残る訳です。

名刺もビジネスというより個人のセンスを現わす小道具になるかもしれません。自分の頭では想像できるのは限りがあります。それでも名刺屋として見て行こうと思っています。