小商いのチャンスかも

友人と待ち合わせて、吉祥寺で久々に一杯やった。金曜日だったのに、そんなに混み合ってはいなかった。吉祥寺は人気の街なので女性やファミリー層も多い。会社帰りのサラリーマンは最近どこで飲んでいるのかな?自分は小商いをしているので、いまどきの若い人達と飲む機会が少ない。昔(25年前)、会社勤めのころは営業ということもあり、毎日誰かと寄って帰ったものでした。

今は昔と違い居酒屋さんも大変だとききます。どうやら我々旧人類とは行動パターンが随分と違うらしい。そういえば、今は職住近接が多くなったそうです。都心の定期券の単価が下落したとでていました。我々のころは郊外のベッドタウンにもどるというイメージでしたが、今は近隣のタワーマンションということなのですね。遅くなってもタクシーで帰れる距離なら、相当飲めると考えたりするのは旧人類なのですね。

そういえばこの間、地方都市はコンパクトシティーをめざす方向と言っていましたよね。これも中々進まないそうです。確かにコストや施設などの面から考えれば中心部にまとまってくれた方が行政面のサービスは提供しやすいのはわかります。でも都合よくありませんか。人は今住んでいる環境を、そうは簡単にかえないもんです。案の定、行政の方針から政策が進むと考えた不動産業者が土地を買い始めていると聞きます。

都会のマンションの価格もかなり高いですよね。オリンピック前ということもありバブルなんでしょうか。以前のバブル期も価格が高騰し我々のような安月給のサラリーマンは手が出ないなら、何とか手の出る車とか、海外旅行、食べ物、遊び、株式投資などに向かったものでしたが、今の人達はどうなのでしょうか。

もし、昔の使い方みたいになると景気はあがるのでしょうが、堅実な若者たちは貯金とかになるのでしょうね。今は労働組合でなく政府が企業に対し賃上げを要求する時代です。消費行動も複雑で読めないことが多いです。何でまスマホで調べ、アマゾンがすぐに届けるのが当たり前になっていますし、だいたいの売れ筋商品はコンビニにおいてあります。それでも今は変革期なのですから小商いが成立するのチャンスがあります。ここ1年ぐらいの間に色々と出てくると思います。楽しみです。