名刺屋としての考え方を書いてみます。名刺が効果を発揮するのは名刺交換をしてこそのものです。持っているだけでは、ただの紙切れにすぎません。これが前提条件です。一番有効なのは、とにかく配る事です。全てがそこからがスタートです。
名刺はどこでも作れます。一般的には就職すると会社で用意してくれます。自分で作る方はそれ以外の起業、副業、フリーランス、自営業などの方の場合だと思います。企業の名前でなく、ご自分の名前で生きている方と考えています。この全ての人達が積極的で社交的な人なら、とにかく量を配れば良いと思います。しかし、自分も含め内向的で恥ずかしがりの人も半分ぐらいはいるはずです。昔とは違い、インターネットで仕事が出来る時代ですから、色んな性格の人がご自分の名前で仕事をされているのです。
その人達も名刺は作るはずです。そしてとにかく配る事の出来るタイプと一回の出会いを濃密に考えている人がいます。これは性格もありますが、業種にもよります。その立場で内容を考えるのが名刺屋の仕事です。どこで作って頂いても、かなりの良い印刷の出来栄えです。問題は名刺交換の時の印象や説明がどうすれば相手に伝わるかなのです。それをいつも考えています。
このことをこれから継続して書いていきます。自分のいいなと想う社会は、挑戦できる社会です。そして失敗しても再挑戦でき、そんな生き方を選ぶのが当たり前の社会です。つまり色んな選択肢に挑戦できることが常識となる世の中です。いわゆる勲章でなく、自分で住んでいる社会からの評価がリスペクトされる時代になればいいのになと思っています。
名刺交換した相手が取引をする場合に何を思うでしょうか。この人、信用できるのか、この人と取引して失敗しないかということだと思います。誰でも知らない人、初対面の人は怖いものです。まず、相手の知っている人になることから始めよう。というのが名刺屋の一番考えることだと思います。それには自分が何を出来るのか、したいのかを相手に伝えることから始めなければなりません。その為の名刺を作りましょう。