今日は、全国いたるところで入社式が行われています。今年の新社会人は93万人とでていました。これから配属先で各自の名刺が渡されることになります。最初に名刺を受取った時のことは今でも覚えています。39年前位になるでしょうか。最初はセールスでしたので目立つ為だったのか、当時としては珍しく薄いオレンジ色の台紙に会社のロゴマークが型押しされた紙に黒の文字でした。なにか初めて社会人になった気がしたのを覚えています。
新入社員のスーツ姿も我々の頃と違いクールですね。毎年、思うのは2年目位の人となぜ区別がつくのか、どの時期からわからなくなるのかということです。話すと当然わかるのですが、歩いていてもわかりますよね。初々しくてうらやましいです。今の時代は必要ならば一年目、二年目の特徴を入力するとAIの認証技術をもちいれば、そんなことでも一発で解るのかも知れませんね。
最近の若い人と名刺交換をすると名前の読みがむずかしい人が多いです。漢字がむずかしいのではなく、読み・読ませ方が変わった方が多い気がします。良く言うキラキラネームと言うんですか。あえて例にはだしませんが、「えっ」て言う人いますよね。その読みは想像をはるかに超えていて「考えられたお名前ですね」と言ってしまいます。名刺交換は相手に自分を伝える目的があります。キラキラネームやむずかしい文字、間違いやすい文字などには「るび」をつけてください。今度お会いする時に間違ってお呼びするのは嫌ですから、お願いします。
名刺交換のとき会話する際のいいネタになりますね。そこから自分の想いなどを伝えていけたらいいですね。自分のことで、相手に印象を残すことになる訳ですからすばらしいです。ただ名前は大きくして下さいね。これは会社の総務課、人事課、デザイナーの方など名刺制作にかかわる方へのお願いです。
高齢者は見えない文字や解りにくい文字の名刺を精読してくれません。名刺の持つ利点である精読率の高さを下げることになります。伝わってこその名刺です。それを最大限に活かすことができるデザインをお願いします。また今年もフレッシュな人達と名刺交換ができるのを楽しみにしています。