明日あたり東京の桜はどこもかしこも満開とニュースで言っていた。今日、午前中に府中の桜並木を歩いたが、まだ3分といった感じだった。都内の方が早いのかな。もうすぐ新年度になり起業したりする方も増えるのを期待して、無駄なお金を使わぬように、事務的に必要なものを自分の経験上書いてみた。
まず会社を設立する時に印鑑が必要になります。今はネットで色々出ているので参考までに載せておきます。登記するには会社の代表者印(会社の実印、登記が必要)が必要になります。それと銀行用の印鑑(登記不要ですが個人の口座とは分けると考えてください)と角印(会社の認印と考えて下さい。登記不要)は必要になります。これも色んな材質のものでピンキリですがアカネ材(アジア産のつげです)で十分です。よく占いなどで象牙や水牛などが良いとかいいますが、余程気になさる人でなければ価格差がかなりありますので、他の事に使われることをお薦めします。チタンなども高いと思います。
会社設立時にはまだ資金があるかも知れませんが、半年、一年となるとキツイ時も出てきます。少しでも残っていたほうがいいですよ。これ実感からです。あとはゴム印はアナログですが、お薦めなのはフリーメイトゴム印です。これは社名、住所、電話、FAX、メール、代表者名などを一行ずつ取り外したり、くっつけて使えるので便利です。それと印鑑のところで言い忘れましたが割印を勧められるときがありますが契約書でも角印で大丈夫みたいですよ。自分も作りましたが、銀行、役所などでも使わなくて済みました。どうしても必要な時で大丈夫です。
あと良くあるのは印刷物ですね。封筒とかチラシとか会社案内とか名入れ伝票とかあります。今は昔と違い印刷通販や文具通販などもあり、安く早く出来る時代ですが、最初は100円ショップのものにゴム印を押したものでも大丈夫です。
ただ、名刺だけはキチッと考えて作って下さい。名刺屋だから言うのではありません。名刺は初対面の人と会うという、大きなチャンスの時に使う武器です。最近はご自分のパソコンで作成したものを使ったりする方もいるようですが、すぐ自分で作ったものと解ります。今まで名刺交換をしたなかでは良いものはありませんでした。どこの名刺屋さんでも良いのでプロの作った名刺を使うことをお薦めします。第一印象は商売にはとても大切です。そこだけはケチらないでください。その名刺はデザインだけにとらわれず、自分のできることを相手に伝える名刺にしてください。格好のいい名刺は儲かってからにしましょう。