後期高齢者(75以上)がまもなく高齢者全体(65以上)の半分を超えるのだそうだ。重老齢社会と新聞にでていた。あと数年すると高齢者の仲間入りだ。色々と頭を悩ますことが書いてあるが、考えてもどうにもならない。みんな歳は取るんだ。むずかしいことはそれを専門に考えている人達に、ひとまずお任せして提示された社会プランを選択していくしかない。それにしては政治家も官僚も頼りない。出てきたプランに「そりゃダメだ」と言うには年寄りも元気でボケずにいないといけない。そうしないと間違った方向にいくことが怖い。昔の日本や、どこかの国のように大多数の意見に流されぬようにしないといけない。
昨日、BSテレビで裕次郎の東京ナイトクラブを歌っていたが、昔のようなナイトクラブが今あればいいのにと思った。自分はちょっと後の世代なので映画などで見た記憶しかないけど、お酒を飲みながらプロの歌をバンドで聞いたり、ダンスしたりをできる大人の場。高齢者は金を使うと思うよ。東京オリンピックが過ぎると、どうやらカジノという動きみたいだが、ギャンブルは怖いよ。それを景気浮揚策としてマスコミが盛り上げるのは昔の日本のような気がします。注意、注意。
今はバブルのころの遊びをうまく取り入れて、その時を過ごした高齢者たちに元気に遊んでもらえばいい。昔のようにディスコは無理にしても、ナイトクラブは意外に良い気がします。自分はレジャー産業には未経験なので無責任に書いていますが、近くにあれば妻や仲間と行きたいなと思います。うちの前の大通りが史跡めぐりのコースらしく高齢者が遠足のように通りますが、自分は夜の一杯を楽しみたい。
これから元気で楽しく長生きするには自分自身はもちろんですが、国が率先して今までの政策を考えなおしていくことが必要です。病気もボケもなるときはきます。そこばかりを言うのではなく、楽しめる場を作れば自然と元気な年寄りや仕事を続けて稼ぎ、お金を使う年寄りが増えます。ただ100年生きる時代になったといわれても、戸惑うばかりですよ。年金制度は不安定、楽しめる場所は若い人や金持ちの外国旅行者、ギャンブル好きの人達では元気な国にはならないと思います。高齢者の「あそびの場」は大切なことだと思います。