価値について考えてみた

今日は価値観について考えさせられました。今、世の中はSNSを介して、消費者同士で取引されることが増えています。例えば2万の物を買い、1度使って1万で売るという取引が成立すると差額の1万で2万の価値の物を利用出来たことになるという訳です。ずっと自分で所有しないというしくみです。この物を持たないで利用した時のみの価値に支払いが発生する。それを個人対個人で手軽に行える時代、社会、システムが受け入れられているということです。

自分のような昭和な人間と違い今の人達は違和感を持たないで、当たり前にそのシステムを利用します。つまり所有するより利用することに価値を見出しているわけです。これからの小商いの可能性を感じませんか? 小商い対消費者でも充分やれます。すでにネットやSNSで副業感覚で始められている方も多いですね。そんな人達に自分たちの名刺やカードをデザインやコストだけでなく考えて欲しいのです。

では名刺の価値は何でしょうか? 持っているだけなら、ただの紙切れです。名刺交換をすることで初めて名刺の価値が生まれます。そして何が出来るのかが相手に伝わり取引が行われれば、そこに実際の金銭的価値を生むことになります。

やはり名刺の価値は何を出来るかが相手に伝わらなければ意味がありません。あなたならどう工夫しますか。それとも、初対面の名刺交換の時に口で説明して伝えますか。営業で昔よく言われたのは、訪問回数と決定権者との面会を増やすことでした。初対面で名刺交換をした後セカンドコンタクトのときが大切になってきます。初対面では挨拶と印象が中心で取引の話は中々出来ませんよね。セカンドコンタクトをとることが重要なのです。営業の面白い所と思いこみましょう。

そのセカンドコンタクトの間に初対面で交換した名刺が役に立ってくれなければなりません。つまり、その名刺にあなたが何を出来るのかを書いていなければ、相手は何も考えてはくれないし、進展は望めません。もし、好印象を持ってくれたならば、セカンドコンタクトのアポイントで会えれば次のステップへ進むことができます。自分は、その時に2回目の名刺を配ります。これはどちらかといえばPR用のカードです。会社案内では堅すぎますので、自分の取扱い商品への想いを、自分の言葉で書いたものを渡します。後はあちら次第です。小商いはこれの繰り返しだと心にいいきかせています。いい結果の時が多いようです。

 

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