最近、名刺を作成していて気になる事があります。それは名刺の裏面の記載の使い方です。片面刷りと両面刷りの割合は、両面刷りのほうが多くなった気がします。内容的には会社の支店をいれる。英文の記載をいれる。地図をいれる。などが多いようです。自分の場合は自社の出来ること、したいことを刷り込んでいます。支店もないし、海外の仕事もないしね。
そう思っていたのですが、テレビで「YOUは何しに日本へ」とか外国人がからんだ企画が増えています。まあ、世の中すでにグローバルなのは当たり前なのでしょうが、自分の古い頭の中のデーターは簡単には上書きできません。でも、東京オリンピックも迫ってきてますし、訪日外国人のインバウンド消費も魅力的だし、苦手とか古いとか言ってられないですよね。
そこで一つ考えているのは名刺の裏に英会話や中国語などの想定問答集でも刷りこんでおこうかな。とか何か名刺の裏を使って役に立てることはないかと考えています。これは、おいおい出来れば発表していこうと思っています。
名刺屋からすると名刺の裏のスペースは意外と広いものです。名刺の性格上、初対面の人に渡すことが多いのですから工夫するべきです。表にあまりインパクトのあるデザインにすると目立つけれど、敬遠される方も多いようです。表には誠実さがあるのが良いと考えています。裏は逆に、個性的に自分の出来ること、やりたいことを表明する場所と考えてみてはと思います。表と裏の表現の差が相手に印象が残る名刺になります。
名刺の裏にあなたの作品とか、お薦めの商品、話題になりそうな写真、製品、風景などをいれて、それにあなたの想いを言葉にして伝えるのも素敵だと思います。名刺交換はチャンスの場所ですから色々自分の新しいアイデアを試してみてはいかがでしょうか。自分は名刺屋ですから試しに色々つくりますが、裏は考えれば考えるほど奥が深い気がします。きっとスゴイこと考えつく人がいるんだろうな。