平安時代の住居について

最近、平安時代の住居について知る機会があったのだが、私の中で平安時代は=貴族文化、立派な屋敷に住んでいるという先入観があり、一般庶民の暮らしについてまでは考えが及んでいなかった。

では一般の人達がどんな住居に住んでいたかというと、まず庶民でも都(今でいう都市部)に近い人達は木でできた家屋などに住んでいたらしいが、地方の人達は縄文時代などとは異なるものの、竪穴式住居のような家に住んでいたということである。

平安時代=貴族というイメージがありそこまで考えなかったがやはり平安時代はまだ大昔なのだということを改めて実感させられた。

教科書などでは和歌など平安の貴族文化について教えられてきたが、このことを聞くとむしろこちらの庶民の暮らしの方が気になって知りたくなってしまった。

ちなみに一般市民でも貧しい階級の人々はというと木造は木造でも名ばかりの壁も屋根もないようなほったて小屋に居住していたらしい。

何日か前に大雪が降ったが本当にこのころのこういう人びとの暮らしは想像を絶するものであったに違いない。

雪、雨、風、災害、疫病、戦災など厳しい環境で生き延びてきたご先祖に頭が下がる思いである。

 

 

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